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2023.01.27 BEAUTY

「ゆらぎ肌」とは?症状の原因から考える予防とおすすめのケア方法を大公開!

「ゆらぎ肌」とは、季節の変わり目や環境の変化などで、肌の調子が不安定になることです。症状が安定しないので、隠れ肌トラブルとも言われています。今回は、そんなゆらぎ肌の予防やケア方法を原因ごとにご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね!

ゆらぎ肌とは?

①肌が不安定な状態

落ち込む女性

ゆらぎ肌とは、環境や身体の変化により肌の状態が不安定になっている状態をいいます。昨日は乾燥していたのに今日はべたつく、突然赤みが出てかゆくなったなど、肌が不安定になるのです。

身体は、様々な刺激があると内臓など体内を守ろうとします。健康のために守る優先順位が低い皮膚に、異常が現れてしまうのです。肌トラブルまでいかないけれどなんだか調子が悪い、化粧のノリが良くない、そんな状態をゆらぎ肌と言います。

②肌が敏感になっている

肌を押さえる女性

ゆらぎ肌の状態は、皮膚がとても敏感になっているので注意が必要です。ゆらぎ肌は、身体に起きたあらゆる変化を皮膚で受け止めて体内を守っているので、肌がダメージを受けています。

いつもは大丈夫なのにかぶれてしまった、少しの日差しなのに焼けてしまったなど、肌にとって大きな負担になってしまう場合もあるのです。

③肌トラブルの一歩手前

肌を気にする女性

ゆらぎ肌は、肌トラブルの一歩手前の状態なので油断大敵です。いつもよりは調子が悪いけれど肌トラブルというほど酷い状態ではないからと、ゆらぎ肌を放置してしまう方が多くいます。

いつもと肌の様子が違う、何となく調子が悪いと感じた時は、できるだけ早く肌のケアをしましょう。ゆらぎ肌を放っておくと、少しの刺激で大きな肌トラブルに代わってしまうこともあります。

【外的要因】ゆらぎ肌の原因とは?おすすめの予防&ケア方法

①気温・乾燥

白いセーターの女性

気温の変化や乾燥した季節が、ゆらぎ肌の原因になることがあります。あなたを取り巻く環境に変化があると、身体を健康に保とうとして皮膚が刺激を受け止め、ゆらぎ肌を引き起こすのです。

基本的には化粧水などで保湿するケアで大丈夫ですが、乾燥が酷い時にはワセリンを使用しましょう。ワセリンは肌のうるおいをキープして逃さない力が強いため、乾燥肌のケアにおすすめです。

肌の荒れや乾燥を予防してくれる食べ物を知りたい方は、以下の記事で紹介しているのでぜひチェックしてみてください!

気温の変化・乾燥によるゆらぎ肌
症状 カサカサする・粉を拭く
予防 ワセリンなどで肌を保護し、バリア機能を上げる。
改善方法 化粧水で保湿ケアをし、ワセリンでカバーする。ヒリヒリする場合は、落ち着くのを待ってケアしましょう。

②紫外線

まぶしい太陽

紫外線が原因のゆらぎ肌は、日焼けや赤くなる症状がみられます。普段から日焼け止めなどで日焼け対策をして、ゆらぎ肌を予防しましょう。

また、紫外線は夏以外でも降り注いでいます。正しい日焼け対策を行いたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください!

紫外線によるゆらぎ肌
症状 日焼けする・赤くなる
予防 日焼け止めや日傘、帽子などで、日焼け対策をする。
改善方法 ヒリヒリが落ち着いたら、脱水状態になっているので化粧水で保湿する。刺激の少ないジェルタイプがおすすめ。

③花粉

くしゃみする女性

花粉が肌に付くと、チクチクしたり赤くなったりしてゆらぎ肌になってしまうことがあります。花粉の季節は、マスクやメガネなどで肌に付くのを防ぎましょう。また手を洗うと同時に洗顔し、花粉をしっかり落としてから、肌への水分を補うケアすることをおすすめします。

花粉によるゆらぎ肌
症状 赤くなる・かゆみ
予防 マスクやメガネなどで、肌の出ている部分をガードする。
改善方法 クレンジングと洗顔で花粉を落とし、化粧水で保湿する。かゆみがある場合は落ち着くまで待ちましょう。

【内的要因】ゆらぎ肌の原因とは?おすすめの予防&ケア方法

①環境の変化によるストレス

悩む女性

環境の変化などによるストレスも、ゆらぎ肌の原因になります。環境の変化が心の方に影響を与えると、身体を守るためにゆらぎ肌になってしまうのです。疲れやストレスを感じた時にはできるだけ早く解消に努め、肌は水分を補うケアをしましょう。

環境の変化によるストレスによるゆらぎ肌
症状 美容の悩み
予防 ストレスを感じたら、ゆったり過ごしたり軽い運動をしたりして解消に努める。
改善方法 肌を清潔に保ち、赤みが引いたら保湿ケアをする。

②女性ホルモンの低下

落ち込む女性

体調が気になるときや年齢による女性ホルモンの低下で、肌がデリケートになりがちです。身体に負担を掛けずにゆったり過ごすことが、女性ホルモンによるゆらぎ肌の予防になります。

女性ホルモンの低下によるゆらぎ肌
症状 美容の悩み
予防 体調が気になるときは、ゆったりと過ごす。
改善方法 肌を清潔に保ち、化粧水でケアする。炎症がある場合は、落ち着くまでケアはNG。

③食生活の乱れ

ハンバーガー

食生活が乱れていると、皮膚が身体を守ろう働くのでゆらぎ肌になることがあります。規則正しい時間にバランスのとれた食事を心掛けることが、ゆらぎ肌の対策に繋がります。

以下の記事では、肌に良いとされている食べ物を紹介しています。気になる方はチェックしてみましょう!

食生活の乱れによるゆらぎ肌
症状 美容の悩み
予防 ビタミンB群、ビタミンCが多く含まれる食事を心掛ける。
改善方法 バランスのとれた食事を取る。肌を清潔に保ち、保湿ケアをする。

④睡眠不足

スマホを触る女性

睡眠不足が続くと、ゆらぎ肌になってしまうことがあります。身体の疲れが取り切れずに、肌に影響が出てゆらぎ肌になってしまうのです。寝る前のスマホをやめると、質の良い睡眠が取れますよ。

睡眠不足によるゆらぎ肌
症状 美容の悩み
予防 できるだけ時間を決めてベッドに入る。真っ暗にして眠る。
改善方法 寝る前のスマホを控える。肌を清潔に保ち、保湿ケアをする。

⑤病気

お腹を押さえる女性

病気になると、身体のリズムが崩れてゆらぎ肌になることがあります。身体の中で起きている異常を少しでも守ろうと、肌が影響を受けるのです。まずは体を健康にしてから肌に水分を補うスキンケアをしましょう。

病気によるゆらぎ肌
症状 美容の悩み
予防 規則正しい生活習慣で、身体のリズムを整える。
改善方法 病気の完治に努める。落ち着いたら、保湿ケアをする。

⑥運動不足

寝転ぶ女性

運動不足も、ゆらぎ肌を引き起こす原因になることがあります。適度な運動は身体の健康のために欠かせないもので、肌に影響が出てしまいます。家にいる方が多い方など運動する機会がないという方は、軽いストレッチやエクササイズがおすすめです。

運動不足によるゆらぎ肌
症状 美容の悩み
予防 普段からストレッチなどの運動をする。
改善方法 生活に運動を取り入れる。汗をかいたらしっかり洗顔し、保湿ケアをする。

運動を取り入れたいけれど何をして良いかわからないと言う方は、以下の記事をぜひご覧ください。自宅で簡単にできる、おすすめのエクササイズが載っています。参考にして、運動不足とゆらぎ肌を吹き飛ばしましょう!

ゆらぎ肌のケアにおける注意点

①異常がある場合はケアを中止する

にきびのある女性

自宅でできるゆらぎ肌の改善方法で皮膚に異常があった時は、一旦様子をみましょう。ゆらぎ肌は肌トラブルの一歩手前なので症状自体はあまり酷くありませんが、皮膚がデリケートな状態になっています。

肌の具合には個人差がありますから、同じゆらぎ肌の改善方法でも負担になってしまう方もいるのです。ケアをやめて、肌が落ち着くのを待つことをおすすめします。

②薄化粧を心掛ける

メイク道具

ゆらぎ肌になってしまった時は、できるだけ薄化粧を心掛けましょう。改善方法やスキンケアで良くなってきても、長時間ファンデーションを塗った状態でいると、皮膚に負担がかかる恐れがあります。

しかし化粧をしないと、外出が難しいというも思いますよね。肌色が良く見える日焼け止めを使ったり、アイメイクやリップを少し強調したりして、できるだけ皮膚への負担を減らしましょう。

③長引く場合は皮膚科へ

錠剤のお薬

自宅でできるゆらぎ肌のケアをしてもなかなか改善しないという方は、皮膚科などで医師に相談することをおすすめします。肌の状態があまり酷くない場合、ゆらぎ肌程度であれば長引いても病院に行かなくて大丈夫という判断をしがちです。

しかし身体を守るために起きたゆらぎ肌なので、長引くと健康にも問題が起きる可能性があります。また肌荒れの原因が異なる場合などもありますので、なかなか改善しない場合は早めに受診しましょう。

ゆらぎ肌を放置すると起こるトラブル

ゆらぎ肌は、放置すると肌トラブルに発展することがあるので注意が必要です。症状があまり酷くないため、ケアをしても意味がない、自然に良くなるだろうと放置してしまう方も多くいます。放っておくと置きやすくなるトラブルを知って、ゆらぎ肌の改善に努めましょう。

①シワ

目をつぶる女性

シワはゆらぎ肌などで水分や油分が不足するとできやすくなるのです。少しの変化であっても見逃さず、しっかりゆらぎ肌をケアをしてシワを防ぎましょう。

②シミ・くすみ

日焼け止めを塗る女性

ゆらぎ肌を放置すると、肌にシミができたりくすんでしまったりすることがあります。メラニン色素は肌を守るための成分ですが、皮膚に異常があると多く作られてしまうことがあるのです。目立つシミになってしまう前にしっかりケアをして、肌を元気にしてあげましょう。

③目のクマ

疲れている女性

ゆらぎ肌などで皮膚が乾燥すると、目の下にクマができてしまうことがあります。疲れて見えたり老けて見えたりする黒っぽいクマは、肌のうるおい不足が原因です。肌がゆらいでいると感じた時は、いつも以上に保湿ケアに力を入れてクマを防ぎましょう。

ゆらぎ肌をケアして元気な肌を取り戻そう!

環境や心の変化が起きた時、身体を守るためにゆらぎ肌になってしまうことがあります。しかし、きちんと予防しケアすることで、肌トラブルになる前に改善できることがわかりました。

またゆらぎ肌は改善方法やスキンケアをするだけでなく、原因である花粉や紫外線、ストレスなどを避けることも大切です。この記事を参考にして、ゆらぎ肌のケアし元気な肌を取り戻してくださいね!