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2023.02.24 BEAUTY

湯シャンって効果あるの?お湯で洗浄するメリットや正しいやり方を詳しく解説

「湯シャンって本当に効果はあるの?」「どのようなメリットがあるか知りたい!」という方は多いのではないでしょうか?そこで今回は、湯シャンの効果やメリットについてご紹介します!湯シャンの正しいやり方や注意点もまとめているので、是非目を通してみてください。

湯シャンってどのようなもの?

湯シャンとは、シャンプーを使わずにお湯だけで髪の毛と頭皮を洗うことです。「シャンプーを使わないなんて、大丈夫なの?」と思われがちですが、実はさまざまな効果やメリットに期待できるといわれています。

そこでここからは、湯シャンのメリットやデメリットをご紹介していきます!湯シャンの効果や正しい洗い方を学び、頭皮の健康を守りましょう。

湯シャンの具体的な効果・メリットとは?

湯シャンはどのような効果があるのか、気になっている女性は多いのではないでしょうか。湯シャンに期待できる効果やメリットについて解説していくので、是非参考にしてくださいね!

効果①頭皮トラブルを予防できる

女性

湯シャンに期待できる効果として、頭皮トラブルの予防が挙げられます。頭皮や皮膚が弱い女性にとって、市販されているシャンプーは刺激が強いとされています。人によってはシャンプーで髪を洗った後に痒みを感じたり湿疹が出たりと、頭皮状態が悪化することもあります。

一方、湯シャンの場合はシャンプーを使わないため、頭皮へのダメージを最小限に抑えられます。頭皮トラブルに悩まされている女性は、シャンプーから湯シャンに変えてみてはいかがでしょうか。

効果②頭皮の乾燥を予防できる

OK

湯シャンには、頭皮の乾燥を予防する効果も期待できます。シャンプーの中に入っている洗浄成分には、頭皮や髪に刺激を与えて潤いを取り除く作用があるとされています。

ぬるま湯でのシャワーに切り替えることで刺激が緩和され、頭皮の潤いが保持できるようになりますよ。また、頭皮が潤うことによってフケも軽減されるでしょう。

また、顔や身体の乾燥も気になる方は以下の記事に改善方法を紹介しています。こちらの記事も是非参考にしてみてください!

効果③皮脂の過剰分泌を予防できる

喜ぶ女性

皮脂の過剰分泌を予防することも、湯シャンに期待できる効果の一つです。洗浄力が高いシャンプーを毎日使っていると、頭皮や髪の毛が乾燥していきます。その結果、乾燥を防ぐために頭皮から皮脂分泌が促され、ベタつきや臭いの原因になるとされています。

湯シャンの場合、ベタつきは予防しつつも頭皮に必要な潤いは残るため、過剰に皮脂が分泌されることが減りますよ。頭皮のベタつき・ギトギト感に悩んでいる際は、シャンプーを使うことをやめて湯シャンにチャレンジしてみてください。

効果④抜け毛が減る

笑顔の女性

湯シャンには、抜け毛を防ぐメリットもあるとされています。シャンプーから湯シャンに切り替えることで頭皮環境が改善し、抜け毛などのトラブルが起こりづらくなります。抜け毛や髪の毛の薄さに悩んでいる方は、湯シャンに切り替えてみてはいかがでしょうか。

湯シャンの正しいやり方

「シャンプーから湯シャンに切り替えたいけれど、やり方がわからない…」と悩んでいる女性は多いでしょう。そこでここからは、湯シャンの正しいやり方について解説します!正しいやり方で湯シャンを行い、頭皮環境を整えましょう。

やり方①髪の毛をブラッシングする

ブラシ

まず、湯シャンをする前に髪を軽くブラッシングしてください。ブラッシングをすると頭皮や髪に付いたホコリが浮き、汚れが落ちやすい状態になります。

湯シャンはシャンプーを使った洗髪よりも洗浄力が低いので、そのまま髪をお湯で流しても十分に汚れは取れません。髪全体を目の粗いブラシで梳かして、頭皮の汚れが落ちやすい状態にしておくことが大切です。

やり方②38〜40度のゆるま湯で洗う

お湯

湯シャンをするときは、お湯の温度にもこだわりましょう。お湯の温度が低い場合、洗浄力が落ちて頭皮の汚れが十分に落ちなくなります。反対にお湯の温度が高すぎると、頭皮にダメージが蓄積されて乾燥や肌トラブルの原因になりかねません。

特に、敏感肌や乾燥肌の女性は、シャワーの温度が高くなりすぎないよう注意が必要です。湯シャンを行うときは、38〜40度くらいのぬるま湯を使うようにしましょう。

やり方③指で頭皮を揉みほぐすように洗う

洗髪

湯シャンを行うときは、指の腹で頭皮全体をマッサージするように洗髪してください。頭皮を揉むことで余分な皮脂や汚れが浮き、洗髪効果が高まるとされています。

ゴシゴシと力を入れて洗うと、摩擦で頭皮や髪がダメージを受けてしまい、湯シャンの効果が薄くなってしまいます。頭皮を優しく揉みほぐすようなイメージで、入念に髪を洗ってください。また、髪の毛も激しく擦るのではなく指を通すように洗うことがコツです。

やり方④10分ほどかけて洗い流す

シャワー

湯シャンは洗浄力が高くないので、短時間では頭皮や髪の汚れが落としきれません。湯シャンを始めたばかりのうちは、10分ほどかけて丁寧に洗髪してください。特に、首や耳の周り、前髪の生え際などは洗い残しやすいので意識して洗うようにしましょう。

やり方⑤しっかり髪の毛を乾かす

ドライヤー

湯シャンを行なった後は、すぐにドライヤーなどで髪の毛を乾かしてください。湯シャンで濡れた頭皮や髪をそのまま放置していると、雑菌が繁殖しやすくなります。頭皮で雑菌が増えると、臭いや炎症、痒みなどの肌トラブルにつながる恐れがあります。

また、濡れた髪はキューティクルが開いており、水分が蒸発しやすい状態です。髪を濡らしたまま放置していると、内側の水分が失われていき、パサつきやトラブルの原因になりますよ。

湯シャンをした後は、まずタオルなどで髪の水分を拭き取りましょう。髪を擦り合わせるのではなく、タオルで髪を押さえるように水気を吸い取ることがコツです。髪表面の水分が取れたら、ドライヤーを使って頭皮全体を乾かしてください。

湯シャンのデメリットはある?

湯シャンには嬉しい効果がある一方で、いくつかデメリットも存在します。そこでここからは、湯シャンのデメリットについて解説します!これから湯シャンを始めようと思っている方は、目を通してみてください。

デメリット①臭いやベタつきが残ることがある

頭皮

湯シャンのデメリットとして、頭皮の臭いやベタつきが残る点が挙げられます。湯シャンに慣れていない頃は十分に汚れを落としきれず、頭皮に皮脂が残ることがあります。

また、皮脂の分泌量が多い場合も湯シャンでは十分に汚れが洗浄できず、不快感が残る可能性があります。湯シャンで頭皮に明らかな不快感が出た場合は、シャンプーでの洗浄が合っていると考えられます。

デメリット②さっぱり感が得られなくなる

頭を抱える女性

さっぱり感が得られなくなる点も、湯シャンのデメリットの一つです。シャンプーには爽快感を得られる成分や洗浄成分が入っているので、スッキリとした洗い上がりが実感できます。

しかし、湯シャンはお湯で髪を洗い流すだけなので、シャンプーのような清涼感はありません。また、シャンプーのような香りもないので、少々物足りなさを感じる方もいるでしょう。

デメリット③整髪料は落とせない

整髪料

湯シャンのデメリットとして、整髪料が落とせないことが挙げられます。スプレーやワックスといったスタイリング剤は、シャワーのお湯では落としきれません。整髪料の成分が頭皮や髪に残ると、痒みや臭いが発生したり毛穴が塞がったりする恐れがあります。

日頃から整髪料を使う習慣のある方は、湯シャンには不向きでしょう。「スプレーやワックスは使うけど湯シャンも試してみたい!」という方は、整髪料を使わなかった日だけ湯シャンに切り替えるなどの工夫をしてください。

デメリット④髪からツヤがなくなることも

パサパサ

シャンプーから湯シャンに切り替えると、髪がごわついたりツヤが失われたりする可能性があります。市販されているシャンプーには、髪表面にツヤを出すためのコーティング剤が入っています。

湯シャンに切り替えると、このコーティング剤の効果はなくなるため、髪の指通りが悪くなったりパサついたりします。指通りが滑らかな髪になりたい方や髪のツヤを重視したいという女性は、湯シャンに物足りなさを感じてしまうでしょう。

湯シャンを行うときの注意点

間違った方法で湯シャンを行うと、思わぬトラブルにつながる危険があります。そこでここからは、湯シャンをするときの注意点について詳しく解説します!特に、湯シャンを初めて行う方はしっかりと目を通しておいてくださいね。

注意点①いきなりシャンプーをやめることはNG

シャンプー

シャンプーから湯シャンに切り替える場合、いきなりシャンプーを全く使わないということはおすすめしません。突然シャンプーをやめると頭皮や髪の汚れが落ちきれず、臭いやベタつき、トラブルの原因になる恐れがあります。

湯シャンを始める場合は、徐々にシャンプーを使う回数を減らしていくことがポイントです。まずは、週に1・2回ほど湯シャンをする日を作ります。お湯だけの洗髪に慣れてきたら、シャンプーを使わない日を増やして湯シャンに移行していきましょう。

注意点②脂性肌の方や若い方は注意が必要

悩む女性

脂性肌の方や年齢が若い方は、湯シャンに適していない可能性があるため注意が必要です。若い方や脂性肌の方は皮脂の分泌量が多い傾向があるため、湯シャンだけでは汚れを落としきれないことがあります。

どうしても臭いやベタつきが残ってしまう場合、無理に湯シャンをするのではなくシャンプーでの洗髪に戻しましょう。また、湯シャンをしたい場合は、週に1・2回ほどの頻度で行うことがおすすめです。

以下の記事では、皮脂の分泌を抑える食べ物や食生活の改善方法について紹介しています。こちらの記事もぜひチェックしてみてください!

注意点③すぐに効果を求めない

禁止

湯シャンに即効性を求めることもNGです。湯シャンを始めても、すぐに頭皮や髪の状態が劇的に改善するわけではありません。頭皮や髪の状態はゆっくりと変化していくので、湯シャンの効果を感じるには時間がかかります。

しかし、すぐに効果が出ないからといって湯シャンをやめることは勿体無いですよ。結果が出なくても焦らず、気長に効果が出てくるのを待ちましょう。

正しいやり方で湯シャンをして頭皮の健康を守りましょう!

湯シャンには頭皮のトラブルを予防したり、乾燥を防いだりとさまざまなメリットがあります。特に、肌が弱い女性やシャンプーでトラブルが起こりやすい方は、湯シャンに切り替えることで頭皮環境が改善する可能性が高いです。

今回ご紹介した正しいやり方を参考にしながら、実際に湯シャンを行なってみてくださいね!また、以下の記事では美容やダイエットに効果的な塩風呂の入浴方法を紹介しています。ぜひチェックしてみてください!