「低GI」とは?数値が低い炭水化物食品や血糖値上昇を抑える食事方法を解説。
低GI食品を摂ることで、無理なくダイエットを成功させられるといわれています。そこで今回は低GIについてや、数値が低...
美容や健康に良いとされるはちみつ。甘くて美味しいはちみつですが、毎日摂ると太らないか心配になったことはありませんか?今回は、はちみつを摂ると太るのかどうかについてご紹介します。ダイエットにおすすめの摂取方法もまとめていますので、是非参考にしてみて下さいね!
健康や美容に良いとされているはちみつ。甘くてとろとろとした食感は、毎日でも食べたくなる美味しさですよね。しかし、「甘くて美味しいから太ってしまうのでは…」と気になったことはありませんか?
はちみつは摂取方法や使い方によっては、ダイエットにも効果的とされています。そこでここからは、はちみつが太らない理由についてご紹介していきますよ!はちみつの効果をしっかりと理解して、ダイエットに向いている正しい方法ではちみつを摂取しましょう。
はちみちを毎日食べても太らない理由として、砂糖よりもカロリーが低いことが挙げられます。はちみつ100gあたりのカロリーは294kcalで、砂糖100gあたりのカロリーは384kcalのため、はちみつの方がカロリーが低くなります。(*1)
また、同じ100gあたりに含まれる糖質の量で比較すると、はちみつの糖質が81.9gに対して、砂糖の糖質は99.3gとはちみつの方が低くなります。これは、はちみつには砂糖よりも多くの水分が含まれているためです。
少量で甘みを感じやすいところも、はちみつを毎日食べても太らない理由の一つです。はちみつは果糖フルクトースとグルコースからできており、砂糖はスクロースからできています。どちらも同じ糖ですが、スクロースよりもフルクトースの方がより甘みを感じやすいです。
そのため、砂糖とはちみつを同じ量で比較した場合、はちみつの方が甘みを感じやすいですよ。(*2)甘みの感じ方は糖の種類によって変わるので、甘いものを摂取したいときははちみつを選ぶと良いでしょう。
毎日はちみつを食べても太らない理由として、血糖値が緩やかに上昇するという点も挙げられます。砂糖に含まれるスクロースは体内に入ると短時間で吸収され、血糖値が上がりやすいという特徴があります。
一方、はちみつに含まれるフルクトースは体内でゆっくりと吸収されるため、血糖値が上がりづらくなります。そのため、砂糖よりもはちみつの方が血糖値が緩やかに上昇するのです。
(*1)は、日本食品標準成分表の「食品詳細」を参考にしました。
(*2)は、みつばち健康科学研究所の「はちみつ」を参考にしました。
また、以下の記事でも血糖値の上昇を抑える食事方法を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください!
ダイエット中にはちみつを摂取したい場合、間食の代わりに飲むことがおすすめです。ダイエット中に甘いものが食べたくなったときは、はちみつをお湯や水に溶かして飲んでみましょう。おやつの代わりに甘みのあるはちみつを飲むことで、摂取カロリーを抑えながら心も満たされますよ。
はちみつには、ミネラルやカルシウムなど多くの栄養素が含まれています。ダイエット中に不足してしまうことも多い栄養素を補いたいときもぴったりですよ。しかし、いくらカロリーが低いとはいえ、はちみつも食べ過ぎると太る原因になります。はちみつは適量を摂取するように注意しましょう。
砂糖の代わりにはちみつを料理に使う方法もおすすめです。はちみつは少量でも甘みを感じやすいため、砂糖の代わりに使うことで摂取カロリーを抑えられますよ。また、はちみつは脂質が0gのため、ダイエット中の調味料としても最適です。
はちみつを砂糖の代わりに使うときは、砂糖の8割位の量にすることがポイントです。砂糖と同じ量を使用すると、甘みが強くなり過ぎることがあります。味を見ながら、少しずつ足すようにしましょう。
はちみつをダイエット中に摂取したいときは、夜寝る前の摂取がおすすめです。はちみつには、睡眠の質を高めるトリプトファンが含まれています。このトリプトファンは、成長ホルモンのセロトニンに変化して睡眠の質を高めてくれますよ。
良質な睡眠は、成長ホルモンの分泌を促して脂肪燃焼効果を高めてくれます。そのため、夜寝る前にはちみつを摂取することは、結果としてダイエットに繋がりますよ。(*4)
はちみつを夜寝る前に摂取するタイミングとしては、就寝の30分から1時間前がよいとされています。夜寝る前に食べる量としては、大さじ一杯が目安ですよ。夜はちみつを摂取する場合は、早すぎても十分に成長ホルモンが分泌されないため、タイミングに気を付けるようにしましょう。
はちみつを摂り過ぎるとエネルギー過多になることがあります。脂質が0gのはちみつでも、必要以上に摂取すると太る原因になりますよ。はちみつに含まれている果糖は摂り過ぎると皮下脂肪が増え、肥満に繋がることがあります。
はちみつの1日の摂取目安量は、大さじ2杯です。一度に摂取するのではなく、1日に何回か分けて摂取するようにしましょう。過剰な摂取は糖分過多や太る原因になるため、ダイエット中は特に適量を守ってはちみつを摂ることがポイントです。(*5)
はちみつを摂り過ぎるとお腹を下すことがあります。はちみつに含まれるグルコン酸には、ビフィズス菌を増やして腸内環境を整えてくれる働きがあります。しかし、食べ過ぎると下痢の原因になることがあるため、体調と相談しながら摂取することが大切ですよ。(*6)
以下の記事では、消化に良くて胃の調子を整えてくれる食事のポイントを紹介しています。お腹を壊しやすい方は、ぜひチェックしてみてください!
はちみつの過剰摂取は、肌荒れを引き起こすことがあります。過剰摂取して腸内環境が悪化すると、老廃物の排出が滞って肌荒れの原因になることがあります。はちみつの摂取によって肌荒れが起きたときは、摂取量を見直したり摂取を控えることも大切ですよ。
はちみつに含まれる成分は、過剰に摂取すると虫歯の原因につながることがあります。非加熱のはちみつや無加工のはちみつには、虫歯の原因となるショ糖が多く含まれていることがありますよ。寝る前にはちみつを摂取する際にも、食べ過ぎないように注意しましょう。(*7)
(*5)(*6)(*7)は、わかさ生活の「はちみつ」を参考にしました。
効果の1つ目は、免疫力のアップです。はちみつには免疫力をアップする栄養素が多く含まれています。中でも、はちみつに含まれるビタミンCは、細菌やウイルスを攻撃するための白血球を増やす働きがありますよ。
また、はちみつの栄養素の一つであるカリウムは、塩分の排出を促す働きがあるためダイエット中にも最適です。カリウムが不足すると、食欲不振や疲れやすさを招きます。免疫力を上げたいときは、食生活にはちみつを取り入れてみましょう。
効果の2つ目は、殺菌作用です。はちみつには、オキシドールと呼ばれる殺菌効果の高い成分が含まれています。喉が痛いときや風邪を引いたときにはちみつが良いとされるのはこのためです。
はちみつをそのまま食べることが苦手な方は、お湯や水に溶かしてドリンクにする方法もおすすめです。コップ1杯の水やお湯に対して、大さじ1杯のはちみつを入れて溶かしましょう。喉の痛みがひどいときは、レモン汁や大根のおろし汁を加えるとさらに効果的です。
効果の3つ目は、美肌効果です。はちみつには、代謝を促したり整腸作用を整える成分が含まれています。代謝や整腸作用によって体内の老廃物が排出されることで、肌荒れを防ぐ効果が期待できますよ。
はちみつは、ドリンクに混ぜたり調味料としても使える万能な食べ物です。紅茶やハーブティーに加えたり、パンに塗って食べたりと、毎日の食生活に取り入れやすいところが魅力ですよ。ニキビや乾燥が気になるときなどに試してみましょう。
また、以下の記事では美容に良いとされている果物を紹介しています。美肌を目指したい方は、はちみつと一緒にぜひ果物も摂取しましょう!
効果の4つ目は、風邪予防です。はちみつには、喉の痛みを和らげたり喉を潤したりする効果があります。喉の痛みや違和感を感じたときは、はちみつを摂取してみましょう。
はちみつには、ビタミン類が多く含まれています。風邪を引くとビタミンCが多く使われるため、抵抗力を上げるためにもビタミンが豊富なはちみつの摂取がおすすめです。はちみつは、乾燥が気になる季節や咳がひどいときにも最適ですよ。
はちみつのカロリーは、100gあたり294kcalです。同じ100gのご飯のカロリーは168kcalなので、はちみつの過剰摂取は太る原因になりますよ。砂糖の代わりに調味料として使う場合は、入れ過ぎないように味を見ながら加えるようにしましょう。
はちみつの糖質は、100gあたり81.9gです。砂糖と比較するとカロリーや糖質は低いですが、砂糖よりも甘みを感じやすいため、料理で使う際は量を少なめにすることが大切です。(*9)
また、糖質が低いからといって必要以上に摂取すると、下痢や肌荒れの原因になることがあります。はちみつを食べる際は適量を守って摂取するようにしましょう。
(*9)は、日本食品成分表の「食品詳細」を参考にしました。
少量でも甘みを感じやすいはちみつは、砂糖の代わりとして料理に使うことがおすすめです。砂糖に比べてカロリーが低く脂質が0gのはちみつですが、過剰摂取は太る原因にもなります。はちみつダイエットを行う際は、摂取方法や適量を守って行いましょう!
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