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2023.02.22 HEALTH

上半身は細いのに下半身が太い原因は?脂肪を落とすダイエットで体型バランスを整えよう

ダイエットをしていても、下半身がなかなか痩せないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?そこで今回は、上半身は細いのに下半身が太い原因を解説していきます。下半身の脂肪を落とすダイエット方法もご紹介していますので、是非チャレンジしてみてください。

上半身は細いのに下半身が太い体型が女性に多い理由とは?

上半身は細いのにお尻や太ももなどの下半身の肉づきが良くなる体型は、洋ナシ型肥満と呼ばれています。授乳期のための蓄えとして皮下脂肪がつきやすくなることから、女性に多く見られる体型です。

上半身よりも下半身に皮下脂肪がつきやすくなるのは、さまざまな原因があるといわれています。ここからは、上半身と比較して下半身が太い原因を詳しく解説していくので、原因を理解してダイエットに役立てましょう!

上記の情報は「厚生労働省 e-ヘルスネット・皮下脂肪型肥満」より参照しました。

上半身は細いのに下半身が太い原因

①骨盤の歪み

背中

上半身は細いのに下半身が太いのは、骨盤の歪みが原因になっていることがあります。習慣的に姿勢が悪い方や出産などによって、骨盤の結合部分がずれたり、緩んだり、骨の向きが傾くなっていると骨盤が歪んでいる状態です。

歪んだままの状態で体を動かすと筋肉のつき方に差が出るため、上半身と下半身のバランスが悪い体型になってしまいます。特に、女性は骨盤を支える筋肉量が少ないため、歪みを起こしやすくなるのが特徴です。

②運動不足

伸び

上半身は細い下半身太りは、運動不足が原因ともいわれています。食事制限のみで行うダイエットでは、上半身だけが痩せてしまう可能性もあるため注意が必要です。

上半身は細い下半身太りでは、食生活を見直すことに加えて継続的な運動を取り入れなければなりません。

また、運動不足はインナーマッスルの低下にもつながります。インナーマッスルは骨盤を支えて、内臓を安定される働きがある筋肉の部位です。この筋肉が弱くなると骨盤が正常な位置に戻りにくいため、上半身が細い下半身太りになるといわれています。

上記の情報は「厚生労働省 e-ヘルスネット・肥満と健康」より参照しました。

以下の記事では、マンションでできる簡単な運動を紹介しています。こちらの記事もぜひチェックしてみてください!

③むくみ

上半身が細いのに下半身が太いのは、むくみが原因になっている場合もあります。健康な人の場合、むくみの主な原因は血流の悪さです。心臓から送られた血液を押し上げる作用がきちんと働かず、ふくらはぎに溜まってむくみが起こるといわれています。

筋肉量が少ない方や低血圧などもむくみに関係し、慢性的に繰り返すと下半身太りになる可能性が高くなることも考えられます。

上記の情報は「全国健康保険協会・足元スッキリ、むくみ対策!」より参照しました。

上半身は細い下半身太りを解消する骨盤矯正ストレッチ

ヨガ

上半身は細い下半身太りを解消するためには、ストレッチが良い方法です。筋肉の緊張をほぐして柔軟性を高めることによって、姿勢を良くする効果が期待できますよ。

また、凝り固まった筋肉を柔らかくすることで血流が良くなる点もポイントです。ストレッチによって身体環境が整いやすくなるとされ、上半身は細い下半身太りのダイエット効果が見込めます。

①椅子に座って足踏み

上半身は細い下半身太りを解消するには、骨盤のバランス調整から始めましょう。骨盤の内側の筋肉を動かすことを意識してストレッチをすると、上半身と下半身のバランスを整える効果が期待できますよ。

しかし、足を高く上げすぎたり回数が多すぎたりすると、腰痛を引き起こすこともあるため注意が必要です。膝関節を緩やかに動かすことにより、関節液の循環がスムーズになって健康を維持する効果も見込めますよ。

    椅子に座って足踏み
  1. 椅子に座り、足踏みするようにしてお尻を左右交互に上げ下げする
  2. 左右交互に各10回×2セット

以下の記事では、デスクワークの方におすすめなエクササイズを紹介しています。ぜひチェックしてみてください!

②下半身の背面のストレッチ

パソコン

上半身は細い下半身太りには、下半身背面の筋肉のストレッチも骨盤の歪みを解消するために必要といわれています。

これは、椅子に座った状態または床に座った状態で膝を伸ばして前屈することによって、下半身背面の筋肉の柔軟性を増すストレッチです。後傾している骨盤を元に戻す効果が期待でき、猫背の上半身からまっすぐな背筋の体型へと導く効果も期待できますよ。

    下半身の背面のストレッチのやり方
  1. 椅子に座る、または床に座る
  2. 膝を伸ばし、背筋も真っ直ぐにしたまま体を前に倒す
  3. 20秒間維持したら、元に戻り20秒休む
  4. 2~3を3回繰り返す

③腸腰筋のストレッチ

寝る

上半身は細い下半身太りでは、腸腰筋のストレッチも骨盤の歪みの解消に役立つといわれています。腸腰筋とは、上半身と下半身をつないでいる唯一の筋肉です。インナーマッスルといわれる筋肉の分類に入り、姿勢や体型に大きく関わっています。

仰向けに寝た状態で行うストレッチで短縮した腸腰筋の柔軟性を増し、骨盤の歪みを解消しましょう。

    腸腰筋のストレッチ
  1. 仰向けになり、片方の足を曲げて胸に引き寄せる
  2. 20秒間姿勢をキープし、元に戻して20秒休む
  3. もう一方の足も同じようにする
  4. 1~3を3回繰り返す

上記の情報は「厚生労働省・運動器の機能向上マニュアル(改訂版)」「厚生労働省 e-ヘルスネット・ストレッチングの効果」より参照しました。

運動|下半身の脂肪を落とすダイエット方法

①ウォーキング

上半身は細い下半身太りには、ウォーキングがおすすめです。足が常に地面についているため、膝や腰への負担が少なく手軽に始められます。足を使う運動のため、上半身はそのままで下半身の脂肪を落とす効果や、筋力アップも見込めるダイエット方法ですよ。

有酸素運動は長期間継続することによって、効果が高まるといわれています。上半身と下半身のバランスが整った体型になるよう、短時間でも毎日行うように心掛けましょう。

上記の情報は「厚生労働省 e-ヘルスネット・ウォーキング」「厚生労働省 e-ヘルスネット・内臓脂肪減少のための運動」より参照しました。

②スロージョギング

走る

上半身が細い下半身太りでは、スロージョギングのような有酸素運動で脂肪を燃焼させるのも良いでしょう。スロージョギングとは、隣の人と笑顔で話せる程度の速さでゆっくり走る運動です。スロージョギングの魅力は疲れないことで、足への負担が少なく継続しやすくなっています。

また、下半身の筋力トレーニングも兼ね備えているため、太ももやふくらはぎが痩せる効果だけでなく筋肉量アップも期待できます。

上記の情報は「一般社団法人日本スロージョギング協会・スロージョギングとは」より参照しました。

③ステップエクササイズ

ステップエクササイズも、上半身が細く下半身が太い体型の脂肪を落とす効果が期待できるダイエット方法です。ステップエクササイズとは、踏み台を使って昇降運動を繰り返すエクササイズを指します。

踏み台の高さを変えることで、運動強度を調節しやすいのもおすすめのポイントですよ。上半身はリラックスした状態で行うため、太ももやふくらはぎなどの下半身だけ痩せる効果が期待できます。

上記の情報は「厚生労働省 e-ヘルスネット・ステップエクササイズ」より参照しました。

④バタ足ダイエット

バタ足ダイエットは、上半身を使用せずに下半身だけで行うダイエット方法です。水泳が苦手な方でも気軽に取り組める運動で、膝や腰への負担軽減も見込めますよ。

バタ足ダイエットは水中で行う中強度の有酸素運動にあたり、脂肪を落とす効果が高まるとされています。バタ足ダイエットにより、むくみやすい体質の方も下半身の筋肉のポンプ機能を活性化するとされ、スッキリとした足に導く効果が期待できますよ。

以下の記事では、バタ足ダイエットについて詳しく説明しています。こちらの記事もぜひ参考にしてみてください!

⑤サイクリング

サイクリングは、上半身は細いまま下半身が痩せる効果が期待できます。こぎ方によっては筋トレの要素もあるため、正しいフォームを意識することが大切ですよ。足が痩せるこぎ方をすると、美脚にも効果があります!

上半身は細い下半身太りを解消するためには、腕はリラックスした状態で腹筋に力を入れて骨盤を立てるのがポイントです。負荷を軽くすることで、脂肪を燃焼させる効果が高まるといわれていますよ。

食事|下半身の脂肪を落とすダイエット方法

①塩分を控える

上半身が細い下半身太りには、塩分を控えてむくみを解消することが大切です。塩分は細胞機能の維持に欠かせないミネラルで、神経や筋肉を正常に保つ働きがあるといわれています。

しかし、過剰に摂取する状態が慢性的になると、体内に蓄積してしまう場合があるため注意が必要です。下半身だけでなく上半身のむくみや生活習慣病になる可能性があるため、適量の摂取に抑えましょう。

上記の情報は「厚生労働省 e-ヘルスネット・ナトリウム」「わかさの秘密・ナトリウム」より参照しました。

②カリウムや食物繊維を含む食品の摂取

野菜

上半身が細い下半身太りでは、カリウムや食物繊維を含む食品を摂取するように意識しましょう。カリウムはナトリウムを排出する作用があり、塩分の摂りすぎを調節するために重要なミネラルで、むくみの解消も見込めます。

食物繊維は食べ物の中に含まれ、体内で消化できない物質です。食べ物から摂取することで身体環境を整える効果が期待でき、お腹のどんより感を解消するといわれています。下半身がむくみにくくなることにより、脂肪を落とす効果が見込めるのが利点です。

上記の情報は「厚生労働省 e-ヘルスネット・カリウム」「厚生労働省 e-ヘルスネット・食物繊維」より参照しました。

③摂取エネルギーは消費エネルギーより少なくする

食べる

脂肪を溜め込むタイプの上半身が細い下半身太りでは、摂取エネルギーは消費エネルギーよりも少なくすることが大切です。

脂肪を落とすといわれる有酸素運動をしていても、摂取エネルギーの方が多ければ下半身太りを解消できません。1日に必要なエネルギーをきちんと把握し、食べすぎないよう気をつけて上半身と下半身のバランスを整えましょう。

上記の情報は「厚生労働省 e-ヘルスネット・肥満と健康」より参照しました。

脂肪を落として上半身と下半身のバランスが整った体型を目指そう

上半身は細いのに下半身が太いのは、骨盤の歪みや血流が悪くなることが原因といわれています。骨盤矯正ストレッチで歪みのない状態にすると、下半身太りの解消につながりますよ。上半身と下半身のバランスが整った体型を目指し、生活習慣を見直しましょう。