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2023.02.21 BEAUTY

バタ足脚やせダイエット!プールや布団を上手く利用して下半身を引き締めよう

無理なく脚やせしたいのであれば、バタ足脚やせダイエットがおすすめです。膝や腰の負担が少なく、運動が苦手な方も手軽に始められます。そこで今回は、水中でバタ足脚やせダイエットをするメリットや詳しいやり方を紹介しますので、参考にしてください。

バタ足で脚やせできるの?

バタ足脚やせダイエットは脚だけを使うエクササイズで、水泳が苦手な方でも簡単に取り組めます。バタ足で痩せるといわれるのは、水泳と同じく脂質をエネルギー源とする有酸素運動であるためです。

有酸素運動は高強度より低強度の運動の方が脂肪燃焼率は高いのですが、長時間続ける必要があります。これに対して高強度では長く運動をするのは難しいため、中強度で長めにするのが理想的です。

水中で行うバタ足脚やせダイエットは中強度の運動にあたり、脂肪燃焼の効果が高まるといわれています。水中でのバタ足脚やせダイエット方法には、どのようなメリットがあるのでしょうか?

上記の情報は「厚生労働省 e-ヘルスネット・内蔵脂肪減少のための運動」より参照しました。

水中でバタ足脚やせダイエットをするメリット4つ

①浮力で膝や腰への負担を軽減できる

水中のバタ足脚やせダイエットは、浮力によって体にかかる負担が軽減できるといわれています。浮力とは、水中に体を入れたときに押し出された水の重さと、それと同じ力で上方へ押される力のことです。水中で首までつかると、浮力で体重が陸上の10分の1程度になります。

バタ足脚やせダイエットは、この浮力によって陸上で痛めやすい膝や腰への負担を減らし、楽に運動できるのがメリットです。

また、普段体には地球の重力に対して姿勢を保つ筋肉の抗重力筋が働いています。水中では、この抗重力筋が浮力で開放されることにより体の緊張が取れるため、リラックス効果が期待できるのも利点です。

上記の情報は「厚生労働省 e-ヘルスネット・抗重力筋」より参照しました。

②水の抵抗により日常鍛えにくい筋肉を使える

水中でのバタ足脚やせダイエットは水の抵抗があるため、鍛えにくい筋肉を使えるのがメリットです。水の密度は空気の約800倍あり、水中の動作は陸上の12~15倍の抵抗を受けます。

水中の抵抗は動くスピードや体表面積にも関係し、速く動かそうとするほど重く感じます。また、進行方向に対しての体や手足の向き、動作の大小によっても抵抗の大きさが変わるのが特徴です。

水泳やバタ足脚やせダイエットは、抵抗の大きさを調節できるため、日常の動作であまり使われない筋肉を鍛えるのに適しています。個人の運動の能力に適した負荷を決められ、安全にトレーニングできるのも利点です。

③水圧による締めつけで血流が良くなる効果が期待できる

バタ足脚やせダイエットは、水圧がかかることによって血流が良くする効果も期待できます。水面に出ている体に働く圧力は大気圧ではほぼ一定ですが、水中では深さに応じて作用し、深いところほど大きくなるのが特徴です。

プールの中に立つだけで、水圧は底にある脚に最も強く作用し、実際に足首は1cmほど細くなるといわれています。体の内部に大きく働きかけるため、下肢を圧迫して心臓へと戻る血液の循環を良くするのが、水中の運動の利点です。

バタ足脚やせダイエットで、下肢にたまりがちな血液の循環が良くなることにより、脚のむくみを解消する効果も期待できます。

④水温で陸上の運動より消費カロリーが多くなる

水中で行うバタ足脚やせダイエットは、陸上の運動よりも消費カロリーが増えるといわれています。水温が体温より低い場合は体熱が水に奪われるので、体温調節機能が働くためです。つまり、プールにつかっているだけでカロリーを消費する効果が期待できます。

健康作りを目的としている室内温水プールの水温は、水中でのエクササイズに適した30~32度に設定されています。30度より低い水温でのバタ足脚やせダイエットは、急激に体温が下がることで体調に不調をきたす可能性があるので注意が必要です。

運動強度を高めて体温が急激に下がるのを防ぐようにするか、バタ足脚やせダイエットの時間を短くするよう心掛けましょう。また、水温が32度より高い場合は体力の消耗が激しくなります。運動強度を下げて、元気不足にならないよう調整することが大切です。

上記の情報は「mizuno・なぜ水の中がいいの?」「Holly EIWA」「AQA web・ウォーターパワー」より参照しました。

バタ足脚やせダイエットの方法

①プール

バタ足脚やせダイエットをプールで行う際は、ビート板を使います。同じようにバタ足を行う泳法のクロールは、上半身の筋肉を鍛えるのに向いている泳ぎ方です。クロールは上半身の筋肉を8割使うのに対して、下半身は2割しか使われません。

そのため、バタ足脚やせダイエットでは下半身の筋肉を使えるように、ビート板で上半身をしっかり支え、キックの動作を重視して泳ぐことが大切です。ビート板を使うことで、お尻や太ももなどの大きな筋肉を動かせるため、脂肪燃焼効果が高まるといわれています。

バタ足脚やせダイエットは、バタ足の動作をゆっくり行うと、浮力によって脚の前側の筋肉のみ使われます。脚全体の筋肉を使うには、太ももの付け根から素早く動かすのがポイントです。

また、ビート板を使った動作で腰に負担を感じる場合は、手をまっすぐ前に伸ばした状態でバタ足を行いましょう。ただし、短時間の激しい運動を繰り返すと、無酸素運動の要素が強くなります。バタ足脚やせダイエットでは、中強度で長い時間続けるのがおすすめです。

    プールでのやり方
  1. 上半身をビート板に固定し、脚をまっすぐ伸ばす
  2. 太ももの付け根から、左右の脚を素速く動かす
  3. バタ足に疲れたら、水中ウォーキングをする
  4. 2,3を繰り返す

②布団

バタ足脚やせダイエットは、布団の上で行う方法もあります。有酸素運動は長期間続けることで、脂肪燃焼や筋肉量アップの効果が期待できるエクササイズです。筋肉量がアップすると基礎代謝量も上がり、バタ足脚やせダイエットの効果を実感しやすくなるといわれています。

布団でのバタ足脚やせダイエットは、毎日プールに通えないという場合に便利な方法です。布団だけあれば自宅で気軽にできるため、バタ足脚やせダイエットを長期間続けやすくなります。

布団にうつ伏せに寝て行うバタ足脚やせダイエットは、水泳のバタ足のように膝を曲げずに脚全体を動かしましょう。腰を下げるときに布団に触れないよう浮いた状態を維持することで、脚全体の筋肉を使うことができます。

    やり方
  1. うつ伏せに寝て、脚をまっすぐ伸ばす
  2. バタ足のように、太ももの付け根から動かす
  3. 2を30秒×3セット繰り返す

③お風呂

風呂

バタ足脚やせダイエットは、お風呂で行う方法もおすすめです。プールで得られる水圧や浮力に加えて温熱作用もあるため、バタ足脚やせダイエットの効果を実感しやすくなるといわれています。

お風呂の温熱作用で体温が上がると、基礎代謝量が増加するためです。お風呂で体温が1度上がるごとに、代謝量は13%アップするとされるため、脂肪燃焼効果を高めることも期待できます。

さらに、体温の上昇は全身の血流の良くすることから、お風呂のバタ足脚やせダイエットはむくみ解消につながるといわれています。

    やり方
  1. バスタブにお尻をつけ、脚を伸ばす
  2. 膝を曲げずに、左右の脚を交互に水面からギリギリまで上げる
  3. 2を20回×2セット行う

上記の情報は「日本浴用剤工業会・入浴によって得られる作用」「UCHINO・お風呂が体や心に効くワケ」「厚生労働省・V運動の基礎科学」より参照しました。

バタ足脚やせダイエットする際の注意点

①膝を曲げない

バタ足脚やせダイエットは、膝を曲げないように注意しましょう。バタ足脚やせダイエットの基本は、脚をまっすぐ伸ばして太ももの付け根から動かすことです。

膝を曲げると体が沈み、自転車漕ぎのように前後に動いてしまうためスムーズに進みません。また、一部の筋肉しか使われないので、バタ足脚やせダイエット効果を実感しにくいともいわれています。

膝を曲げずまっすぐ伸ばすことにより、脚全体の筋肉を使えるため、バタ足脚やせダイエットの効果を高めることが期待できます。

上記の情報は「NHK sports・水泳初心者必見!け伸び バタ足が進まない原因とコツは?」より参照しました。

②運動前に水分補給する

バタ足脚やせダイエットは、運動前に水分を補給してから行いましょう。人の体の約60%は水分で作られており、そのうちの5%を失うと脱水症状が現れます。そのため、水分はのどの渇きを感じる前に摂取することが重要です。

ただし、一度に大量の水を摂取しても、ほとんどが汗や尿になり体外へ排出されてしまいます。そのため、バタ足脚やせダイエット中も、水分補給はこまめに行わなければなりません。

一般的に水分補給は、200ml程度の水を運動前・運動中・運動後に分けて摂取するのが適切といわれています。バタ足脚やせダイエット中は運動前だけでなく、運動中や運動後にも水分補給しましょう。

上記の情報は「厚生労働省・健康のために水を飲もう講座」「Sarastear・たくさん飲めばいいは間違い!スポーツ時の水分補給の正しい方法とは」より参照しました。

③苦しくなるまでやらない

バタ足脚やせダイエットは、苦しくなるまでやらないように注意しましょう。脂肪燃焼によりダイエットが期待できる有酸素運動は、軽から中強度の負荷を継続的にかけることで効果が高まる運動です。

ただし、呼吸が苦しくなるほどの運動は、酸素を使わずにエネルギーを作りだす無酸素運動の要素が強くなってしまいます。無酸素運動はダイエットより筋肉量アップの効果が期待できるエクササイズのため、脚が太くなる可能性があるので注意が必要です。

バタ足脚やせダイエットでは中強度の負荷を意識し、バタ足に疲れたら水中ウォーキングに切り替えて、長く続けると効果的です。

バタ足脚やせダイエットで理想のボディラインを目指そう

バタ足脚やせダイエットは、水泳が苦手な方でも手軽に取り組める運動です。プールを利用するため、水中で行う有酸素運動のメリットを得られ、脚やせの効果を高めることが期待できます。自宅でのトレーニングを上手に取り入れ、理想のボディラインを目指しましょう。