ベタつく脂性肌の原因とは？肌のバリア機能を高めるケアでオイリー肌を改善！
肌がベタつくのはなぜ？どうしたら改善するの？そんな悩みを持っている方必見です。ここでは、ベタベタする脂肌の原因や、肌のバリア機能を高めるスキンケアなどをご紹介します。この記事を参考にして、オイリー肌を改善していきましょう！
ベタつきが気になる脂肌は改善できる
顔がベタつく、Tゾーンのテカリが気になる、そんな脂肌に悩む女性が多くいます。脂肌は肌を綺麗に見せてくれないだけでなく、かゆみなどの肌トラブルに繋がることもあるのです。
しかし脂肌には、自分で簡単にできる対策や改善方法があります。オイリー肌の油分を抑える方法を知って、綺麗な肌を目指しましょう。
脂肌・オイリー肌の原因とは？
脂肌の原因①間違ったスキンケア
オイリー肌は、間違ったスキンケアが原因で起こると言われています。ベタつきを抑えるためにとやっていたスキンケアが、間違っている可能性があるのです。顔のテカリが気になるからと、1日に何度も洗顔をしたり保湿を怠ったりしていないでしょうか。
肌には、自ら皮膚を守ろうとする機能があると言われています。間違ったスキンケアをしていると、外のストレスや水分の蒸発から皮膚を守ろうとして、皮脂が多く分泌されてしまうのです。
スキンケアの方法は人それぞれですが、以下の記事では肌質に悩む方におすすめなスキンケア術を紹介しています。ぜひチェックしてみてください！
脂肌の原因②バランスの悪い食事
甘いお菓子やジャンクフードなどを多く食べていると、栄養のバランスが崩れてオイリー肌を招く原因になることがあります。
脂っこい食べ物を多く食べると「トリグリセリド」が分泌され、その分肌にも皮脂が多くなるのです。糖分も、皮脂腺を刺激する「インスリン」を多く分泌するので、皮脂が増えて顔がベタついてしまいます。（*1）
（*1）の情報は、「青山ヒフ科クリニック」より参照しました。
脂肌の原因③ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れが、オイリー肌の原因になることがあります。これは男性ホルモンの「テストステロン」の増加は、皮脂を増やす原因です。また、生理前に分泌される女性ホルモンの「プロゲステロン」が増えても、皮脂の分泌が増加します（*2）
（*2）の情報は、「クリニックTEN」より参照しました。
【スキンケア編】脂肌の対策＆改善方法
①ゴシゴシ洗いをしない
脂肌を予防し改善するためには、ゴシゴシ洗いをしないように気を付けましょう。油分が多いとしっかり落とそうとして、指の腹でゴシゴシ洗いをしてしまうこともありますよね。
洗顔は指ではなく、泡で優しく洗うことを意識しましょう。またTゾーンなど皮脂が気になる部分から洗うことで、泡が油分を吸着してくれるので、ベタつきを抑える効果が期待できます。
- 30度ほどのぬるま湯で、顔をサッと洗います。
- 洗顔料をしっかりと、きめ細かく泡立てます。
- 油分の気になる部分から洗います。手ではなく泡で優しく洗いましょう。
- 顔に泡が残らないよう、ぬるま湯でしっかり洗い流します。
- タオルはこすらずに、抑えるようにして水分をふき取ります。
オイリー肌を作らない洗顔方法
以下の記事では、口コミで話題となっているベビーパウダーの洗顔方法を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください！
②保湿をしっかりする
脂肌の方でも、皮膚の保湿のスキンケアは重要です。保湿力の高い化粧水はベタベタすることがあるので、さっぱりとしたタイプを使ったり、まったくつけなかったりする方がいます。しかし、保湿は「水分」であり「油分」ではありません。
水分が不足すると油分で補おうとするため、余計にテカリがひどくなります。乾燥肌と脂肌、両方の性質をもった混合肌の方も同様の対策でOKです。しっかり保湿をすることで、脂肌や混合肌の対策をしていきましょう。
化粧水の後はストレスなどでダメージを受けた肌に、美容液で栄養を補給してあげてください。また保湿後は乾燥を防ぐために、乳液やクリームでカバーすることも忘れないようにしましょう。
- 洗顔後、保湿力の高い化粧水をつけます。手のひらで抑え込むようにしましょう。
- 美容液で、肌に栄養を与えます。
- 乳液やクリームを薄く塗って、肌の乾燥を防ぎます。
オイリー肌を作らないスキンケア手順
③角栓ケアは週に1～2回
角質と皮脂からできてしまう毛穴に詰まった角栓のケアは、週に1～2回にしましょう。皮脂量の多い脂肌や混合肌の方は、角栓ができやすく洗顔だけでは綺麗にならないという方も多くいます。
角栓は1度で取り切れないことが多く、気になって毎日ケアしたくなってしまうこともあるでしょう。しかし角栓のケアの頻度が多いと、皮膚を傷めてしまう可能性があります。また毛穴の広がりを大きくして、さらに詰まりやすい肌になってしまうので注意してくださいね。
④皮脂の取りすぎに注意
脂肌の方は、テカリが気になる時であっても、皮脂の取りすぎに気を付けましょう。脂肌は皮脂を取り除く拭き取り化粧水がおすすめですが、その際に強くこすってしまうと摩擦が皮膚を傷つけてしまいます。
また皮脂が無くなることで外からのストレスを受け、肌トラブルの原因になったり余計に皮脂が分泌されたりするのです。繰り返すと、肌のバリア機能が低下してしまうので注意しましょう。
【食事編】脂肌の対策＆改善方法
①ビタミンを摂る
脂肌が気になる方は、普段の食事で積極的にビタミンを摂るよう心掛けましょう。ビタミンB群は、新しい肌を作り皮脂量を抑える効果が期待できます。またビタミンCやビタミンEなどは、皮膚トラブルを改善してくれる肌に良い栄養です。
肌に良いビタミンとは、一体何を食べたらよいの？と思った方は、以下の記事を併せてご覧ください。肌質を改善してくれるビタミンの摂取方法が載っていますよ。ぜひ、参考にしてみてください。
②炭水化物の摂りすぎに気を付ける
脂肌を抑えたい方は、炭水化物の摂りすぎに注意しましょう。ご飯やパン、麺類といった炭水化物には、糖質が多く含まれています。先にもご紹介した通り、糖分は皮脂の分泌を促すので、脂肌を酷くする可能性があるのです。
しかしあくまで過剰摂取してしまった場合であり、全く炭水化物を摂らないのは栄養不足になり肌荒れの原因となります。炭水化物を一度にドカ食いしたりせず、適切な量を食べるよう心掛けてくださいね。
③脂っこいもの・甘いものを食べ過ぎない
甘いものや脂っこい食べ物は、脂肌を悪化させる可能性があるので、食べ過ぎないよう気を付けましょう。先にもご紹介した通り、「トリグリセリド」や「インスリン」が多く分泌され、皮脂量が増えてしまうことがあります。
また食べ物だけでなく、甘いジュースの飲みすぎにも注意しましょう。脂質や糖質を摂りすぎてしまったときには、ビタミンの多い食べ物を一緒に食べて、皮脂量をコントロールできるようにしてくださいね。
【その他】脂肌の対策＆改善方法
①良質な睡眠を心掛ける
脂肌を改善するためには、良質な睡眠も必要不可欠です。しっかりと深い眠りにつくと成長ホルモンが分泌され、心と身体の疲れを取るだけでなく、肌荒れを改善したり衰えを抑えたりします。
体内時計のバランスが乱れていると、眠りが浅くなり質の良い睡眠が取れません。夜は電気を消して眠るなど、昼と夜のメリハリをしっかりとつけ、良質な睡眠が取れるよう心掛けましょう。
以下の記事では、睡眠が浅い方におすすめな改善方法を紹介しています。睡眠の質を上げたい方はぜひチェックしてみてください！
②ストレスをためない
ストレスが溜まっていると、脂肌を悪化させることがあります。肌が外から直接受けるストレスもそうですが、あなたが感じる心痛や気苦労なども、脂肌を作る原因になることがあるのです。心に疲れを感じるときは、無理をせずにゆっくり休むようにしましょう。
趣味や運動などを取り入れ、ストレス解消に努めてくださいね。またゆっくり湯船に浸かったり音楽を聴いたりすることも、リラックスになります。ストレスを解消するためにドカ食いをしてしまう方もいますが、食べ過ぎは脂肌を悪化させますので気を付けましょう。
③適度な運動を心掛ける
適度な運動は健全な心身を作るとともに、脂肌を改善する効果が期待できます。血行不良で肌がダメージを受けて、脂肌や肌荒れを引き起こすのです。また運動不足になることで、肥満や筋力低下などのトラブルも起きやすくなります。
身体のバランスが崩れると、内臓を守るために皮膚がダメージを受け、脂肌が悪化することがあるのです。運動で汗をかくことは肌の汚れを落とし、脂肌を抑える効果もありますので、ぜひ積極的に身体を動かしてみましょう。
脂肌を放置すると起こる症状とは？
脂肌が気になっていても、忙しくてついつい放置してしまっているという方も多くいます。しかし脂肌は、放置すると悪化するだけでなく、さまざまな症状を引き起こすことがあるのです。
①ニキビや吹き出物ができる
脂肌を放置すると、Tゾーンなど油分が多い部分にニキビや吹き出物ができやすくなります。皮脂量が増えると毛穴が詰まりやすくなり、汚れが落ちにくい状態になるため、肌荒れが起きやすくなってしまうのです。
また脂肌は紫外線を吸収しやすく、シミやそばかす、ターンオーバーの乱れといった肌トラブルも引き起こしやすくなります。肌のトラブルや衰えを抑えるためにも、脂肌の改善に努めましょう。
②テカリやベタつきで化粧が崩れる
脂肌の方は、テカリやベタつきで化粧崩れが起きやすくなります。皮脂を抑えてからメイクをしても、時間と共に油分が出てきて化粧崩れを起こしてしまうのです。皮脂が多いと少し触れただけでもメイクが崩れてしまい、外出先で困ってしまうという方も多くいます。
脂肌の方は、メイク前の保湿を入念に行いましょう。肌に水分がしっかりあれば、皮脂の分泌が抑えらえます。またメイク直しをするときは、あぶら取り紙を使うと皮脂を取りすぎてしまうので、軽いティッシュオフがおすすめです。
③毛穴が目立つようになる
脂肌を放置していると、皮脂と角質が混ざって毛穴に詰まり、毛穴が目立つようになります。毛穴に詰まった角栓はケアで除去できますが、繰り返すことで毛穴が開いたままになってしまうのです。
毛穴が開いた状態は、ボコボコな見た目になってしまいますし化粧も上手く乗りません。脂肌を改善すれば角栓が詰まりにくくなり、徐々に毛穴も目立たなくなっていきますよ。
正しいケアや生活を心掛けて脂肌を改善しよう！
皮膚のテカリやベタつきが気になる脂肌は、生活習慣の改善や正しいスキンケアなどで抑えられます。また、ベタつきを避けるために保湿をしないことがさらに脂肌を酷くしている場合もあります。
この記事を参考にして、正しいスキンケアや生活を心掛け、脂肌の改善を目指しましょう！
