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2023.02.03 HEALTH

疲れているのに眠れない理由とは?原因と眠れない時の対処法を解説!

疲れてるのになかなか寝れない、そんな悩みを抱えていたりしませんか。そんなときは、必ずなんらかの理由が関係しています。悩みをすっきり解消するために、気になる原因と対処法を解説していきますね。心当たりを見つけて、しっかり対処していきましょう。

どうする?疲れてるのに寝れないとき

忙しい現代では、疲れているのに寝れないことはよくあることです。しかし、だからといって放置することはできませんね。仕事や生活でのパフォーマンスが落ちてしまいますし、寝れずに徹夜する状態になると、健康にも大きく関わってきます。

疲れてるのに寝れないときは、必ず原因となる理由があります。原因さえおさえられれば、それぞれに対処する方法も分かりますよ。寝れない悩みをすっきり解消したいという方は、原因と対処法をチェックしてみてください。

疲れてるのに寝れないのはなぜ?ストレス以外の原因も

交感神経のたかぶり

交感神経がたかぶっているときは、疲れてるのに寝れない状態になります。交感神経とは、興奮の刺激をからだのすみずみに伝える神経のことです。主に、ストレスや緊張にさらされたときに働きが高まるといわれています。

そのため、交感神経のたかぶりが原因のときは、ストレスを解消したりリラックスしたりすることが大切です。ゆったりできる、簡単な対処法があるので試してみましょう。

生活リズムの乱れ

生活リズムの乱れも、疲れてるのに寝れない原因になります。人のからだは、体内時計によって眠りが促される時間が決まります。しかし、生活リズムが乱れていると、体内時計も正しく働かなくなり、夜がきても寝れないという状態になってしまいます。

寝る時間が決まっていなかったり、起きる時間がバラバラだったりする方は気をつけてくださいね。生活リズムの乱れを直して、疲れてるときにスムーズに入眠できるようにしてください。

寝るときの環境

寝るときの環境がよくないと、疲れてるのに寝れない状態になることがあります。とくに部屋の照明や寝具、温度や湿度などが、寝れない理由になりやすいですよ。疲れてるのに寝れないときは、部屋の環境を見直してみるのもひとつの手です。

部屋の環境の見直しとして、アロマを睡眠前にたくこともおすすめです。以下の記事では、睡眠におすすめなアロマを紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!

スマホやアルコール

夜のスマホやアルコールも、疲れてるのに寝れない原因になります。スマホやパソコンなどのディスプレイから発せられるブルーライトには、脳を刺激して覚醒を促す作用があるためです。ブルーライトの影響は、現代人が寝れない最も大きな理由ともいわれています。

また、夜のアルコールは、眠りを浅くする作用があります。疲れてることも相まって入眠はスムーズですが、夜中に目が覚めやすくなりますよ。夜のスマホやアルコールは、寝る2~3時間前には避けるようにしましょう。

こころやからだの病気

こころやからだの病気が原因で、疲れてるのに寝れない状態になるケースも見られます。こころやからだの病気が原因となっている場合は、個人で対処することは難しいので注意しましょう。

不調を自覚していて、疲れてるのに寝れない状態が長期間にわたって続いているときは、医師に相談するようにしましょう。

また、以下の記事ではストレスを溜めない方法を紹介しています。人間関係や仕事で悩むことが多い方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください!

リラックスして落ち着く|疲れてるのに寝れないときの対処法

入浴してリラックス

疲れてるのに寝れないときは、入浴してリラックスしてみましょう。お風呂でじんわり温まれば、こころの緊張もほぐれていきます。

入浴してリラックスするには、ぬるめのお湯を準備しておくことが大切です。ぬるめのお湯でじんわり温まることで副交感神経の働きが高まり、リラックスできるようになりますよ。42℃以上の熱いお湯にしてしまうと、逆に神経がたかぶってしまうので気をつけましょう。

    疲れてるのに寝れないときの入浴法
  1. お風呂に38~40℃ほどのお湯をはります。
  2. 腰までお湯につかり、ゆっくりしましょう。
  3. 10~20分ほど入って、じんわり温まれればOKです。

複式呼吸でリラックス

疲れてるのになかなか寝れないときは、複式呼吸で対処するのもおすすめです。簡単にリラックスできる方法なので、ベッドで横になってから試してみてください。詳しい手順は、以下の通りです。

    疲れてるのに寝れないときの複式呼吸
  1. ベッドで仰向けになって、お腹に手をそえます。
  2. お腹がへこむまで、口からゆっくり息を吐きます。
  3. 息を吐ききったら、お腹がふくらむまで鼻から息を吸います。
  4. 息をゆっくり吐くことと、吸うことを繰り返します。

飲み物やアロマでリラックス

飲み物やアロマには、リラックスを促す作用を持つものがあります。疲れてるのに寝れないときに利用して、ゆったりしてくださいね。仕事などで緊張しているとき使うのもおすすめですよ。飲み物を利用する場合、必ずホットで飲むようにしましょう。

    疲れてるのに寝れないときの飲み物
  • ホットミルク
  • カモミールティー
  • ショウガ湯
    疲れてるのに寝れないときのアロマ
  • ベルガモット
  • ラベンダー
  • オレンジスイート
  • ネロリ
  • サンダルウッド

ストレスを解消する|疲れてるのに寝れないときの対処法

運動でストレス解消

一定のリズムで動く必要がある運動は、ストレス解消に役立ちます。疲れてるのに寝れない理由がストレスにあるときは、運動ですっきり汗をかきながら、解消してしまいましょう。

おすすめの運動は、ウォーキング・ジョギング・サイクリングなどです。週に2~3回ぐらいのサイクルで、30分ほど運動する習慣を取り入れると良いですよ。

ちなみに、運動不足の方は、からだを動かすだけでも寝れるケースがあります。からだを疲れてる状態にして、寝れるかどうか試してみるのも良いでしょう。

感情を動かしてストレス解消

泣いたり笑ったりして感情を動かすことも、ストレス解消につながります。疲れてるのに、ストレスがたまって寝れないときは、感情を動かしてみるのはいかがでしょうか。

感情を動かすのは、どんな方法でも構いません。感動できる小説で泣いてもいいですし、コメディ映画で笑ってもOKですよ。少し遠出して、景色を楽しむのもおすすめです。好きな方法で、疲れてるのに寝れない状況から脱出しましょう。

あまり時間がないときは、笑顔をつくる方法を試してみてください。自然な笑顔でも、作り笑いでも、ストレス解消につながるといわれています。

好きなことでストレス解消

好きなことを楽しむ時間も、ストレス解消になります。打ち込める趣味がある方は、仕事や悩みのことを忘れて没頭する時間をつくってみましょう。疲れてるのに寝れない状況から、抜け出しやすくなりますよ。

また、趣味がなくても、好きなことをするだけでも十分です。疲れてるときでも寝れるよう、ウィンドウショッピングを楽しんだり、おいしいものを食べたりしてストレスを解消してしまいましょう。

生活リズムを整える|疲れてるのに寝れないときの対処法

規則正しい生活を心がける

生活リズムが乱れている方は、なるべく規則正しい生活を心がけましょう。決まった時間に寝起きするだけでも、疲れてるのに寝れないときの対処法になります。

生活リズムを整えるには、とくに起きる時間を一定にすることが大切です。寝るのが少し遅くなることがあっても、起きる時間は変えないようにしましょう。土日の朝でも、平日と同じ時間に起きることが大切です。体内時計が整って、寝やすくなります。

長時間の睡眠にこだわらない

疲れてるのに寝れないときは、長時間の睡眠にこだわらないでください。寝なければいけないと思うほど睡眠の質が悪くなり、寝れないことになりがちです。

睡眠は長時間とるほど良いとされることが多いですが、じつは、あまりこだわる必要はありません。自分が「すっきりできる」と感じられるだけ寝れたら十分です。すっきりできると感じられる時間には個人差があるので、自分だけのリズムで気軽に寝てくださいね。

また、以下の記事では睡眠を分割するメリットやデメリットを紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください!

朝の光をあびる

生活リズムを整えるうえで、朝の光をあびることは欠かせません。人のからだは、朝の光をあびてから14時間ほど後に、眠りにつきやすくなるようできています。光をあびるタイミングを間違えると、夜に寝れない可能性が高くなってしまいます。

そのため、眠りにつきたい時間を逆算しながら、朝の光をあびることは大切なのです。くもりや雨の日であっても、カーテンを開けて明るい光をあびれば効果はありますよ。疲れてるのに寝れないと悩む方は、光をあびる習慣を身につけましょう。

眠りやすい環境をつくる|疲れてるのに寝れないときの対処法

オレンジ系の照明を取り入れる

明るい白色の照明しかない方は、部屋にオレンジ系のものを取り入れましょう。夜の明るい光は刺激が強すぎて、疲れてるのに寝れない原因のひとつになります。

照明で眠りやすい環境にしたいのであれば、オレンジ系の明かりを準備することをおすすめします。寝る2時間ほど前に、明るい照明からオレンジ系のものに切り替えれば、心が落ち着いて眠りやすくなります。

自分に合った寝具を使う

寝具が自分に合っていないと、疲れているのに寝れないようになりがちです。枕の高さが気になったり、ベッドが硬すぎたりすることはありませんか?寝るときの服がからだをしめつけて、寝れないというケースもあります。

寝具に関して不満がある場合は、自分に合ったものに少しずつ変えていきましょう。枕やベッドについては、専門店で相談するのもおすすめです。疲れてるときのために、好みのものを探してくださいね。

眠りやすい温度や湿度をキープする

疲れてるのに、部屋の湿度や温度のせいで寝れないこともあります。湿度が低かったり高すぎたりしては気持ち悪いですね。また、温度は暑すぎても寒すぎても眠りの邪魔になってしまいます。

部屋の環境は、エアコンや加湿器を使って整えていきましょう。部屋の湿度は、50%にキープしておくと良いですよ。温度については、夏は26℃、冬は16℃ほどがおすすめされています。疲れてるときほど、しっかり寝れるようにキープしておきましょう。

疲れてるのに寝れない理由をおさえて対処しよう

疲れてるのに寝れない理由には、さまざまなものがあります。自分がどのケースに該当するのか振り返って、それぞれに合った対処法を取り入れてみてくださいね。

また、疲れてるのに寝れないときの対処法は、あせらずに進めていくことも大切です。寝なければいけないという考えは捨てて、気楽に試していきましょう。