2023.02.02 HEALTH

疲れやすい人の特徴は6つ!疲れる原因を把握して生活習慣を改善しよう!

普段から疲れやすい人や寝ても疲労が回復しないと、悩んでいませんか?疲れやすい人はいくつかの特徴を持っていたり、疲れる原因があったりします。今回の記事では、特徴や原因を紹介するとともに、改善方法を提案していますので是非参考にしてください。

疲れやすい人の疲労の種類は?

①肉体的疲労

足をのばす

肉体的疲労は筋肉を動かすとされるエネルギーの不足や、乳酸の蓄積が原因と言われています。激しい運動や筋トレなどによる、体がさえない状態や筋肉の張りなどが表れやすいのが肉体的疲労の特徴です。

また、筋肉を動かさないことも元気が不足した体を作ることがあります。同じ姿勢を続けたり、一部のみ緊張した状態が続いたりすると、萎縮して弱くなっていくとされるのが筋肉です。疲れやすい人は筋肉を使いすぎ、または使わなすぎの可能性があります。

②精神的疲労

頭を抱える

精神的疲労とは、心の疲れを表します。人間関係や環境の変化などの悩み事から起こるストレスが、疲れやすい人の原因になっていることが考えられます。ストレスの原因は一つではないこともあるため、なるべく負担を減らす努力が必要です。

ストレスが溜まっている方は、食べ物で改善できるケースもあります。以下の記事を参考に、気持ちの安定につながるといわれている食べ物を学びましょう!

③神経的疲労

パソコン

神経的疲労は、脳の疲れが原因と言われています。スマホやパソコンなどの使用で、脳の緊張した状態が続いていると起こるどんより感です。長時間の使用や寝る前に使うことが多い人は、注意しなければなりません。

また、3つの疲労は密接な関係があるとされ、そのまま放置しておくと元気の不足した状態が続くと言われています。それぞれ疲れやすい人の原因を理解し、負担を減らしていきましょう。

上記の情報は「公益財団法人 世田谷区保健センター・上手な心とからだの休め方」より参照しました。

疲れやすい人の特徴6つ

①満腹になるまで食べる

御飯

満腹になるまで食べるのは、疲れやすい人の特徴の一つです。食べ物を消化する際には、内臓に負担がかかり、体調がさえない原因になると言われています。

特に、夜に満腹なるまで食べている人は注意が必要です。食べ物がお腹に残ったまま眠ると、消化するためにエネルギーを使われて、元気の持続に力を発揮できなくなることが考えられます。

②朝食を食べない

寝起き

朝食を食べていないことも、疲れやすい人の特徴の一つです。朝食を抜いてしまうと、栄養不足になる可能性が高くなるとされています。栄養バランスが悪くなると、身体環境か乱れてしまうことがあるため、疲れやすい人は注意しましょう。

朝忙しい方や朝ご飯をあまり食べたくないという方は、手軽に栄養補給できるゼリーを食べましょう。以下の記事でおすすめなゼリーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!

上記の情報は「厚生労働省・栄養 食生活」より参照しました。

③炭水化物の過不足

米

炭水化物の過不足も疲れやすい人の特徴といえます。炭水化物は、体をつくるためのエネルギー源となる栄養素です。しかし、摂取量が多すぎたり少なすぎたりすると体がさえない状態になることがあるため、推奨されている量を守る必要があります。

上記の情報は「健康長寿ネット・三大栄養素の炭水化物の働きと1日の摂取量」より参照しました。

④甘いもの好き

ケーキ

疲れやすい人には、甘いもの好きという特徴もあります。甘いものをたくさん食べすぎは、健康数値や体のコンディションが乱れる原因になるため注意しなければなりません。エネルギーの吸収サポートが上手く行われず、元気が不足する原因になるとも言われています。

⑤運動不足

ソファ

運動不足も、疲れやすい人の特徴の一つです。適度な運動によって、体のコンディションを整え、リズムアップしやすくなると言われています。元気が不足しているときに動かないでいると、体のリズムが整いにくくなるため、どんより感はなかなか取れません。

⑥完璧主義

ドリンク

完璧主義の人も、疲れやすいという特徴を持っていることがあります。完璧主義とは向上心が強く、理想の自分に向かって努力する人です。しかし、高い目標をたて思い通りにいかないことでストレスを感じ、疲れやすい人になっている可能性もあります。

疲れやすくなる原因

①睡眠不足

眠れない

体が疲れやすい人は、睡眠不足が原因になっていることもあります。睡眠の時間が足りなかったり、なかなか寝付けなかったりなどの問題がある場合、疲労感をもたらすとされているため注意が必要です。

睡眠不足は情緒が不安定になることや判断力を鈍らせるなど、生活の質にも大きな影響を与える可能性があります。

最近寝不足だなと感じている方は、以下の記事を参考に睡眠が浅くなる原因と改善方法を学びましょう!

②エネルギー不足

小食

疲れやすい人は、エネルギーが不足していることも考えられます。体を作るためには、十分な栄養が必要です。しかし、体内に蓄えられた栄養が尽きてしまうと、体を動かすエネルギーが不足して疲れやすい人になってしまいます。

③ストレスが溜まっている

髪をかきあげる

疲れやすい人は、ストレスが原因になっていることもあります。勉強や仕事、人間関係や生活環境の変化などは、ストレスを感じる要因のひとつです。ストレスの原因はひとそれぞれですが、いくつか重なる場合はより注意が必要です。

上記の情報は「厚生労働省・健康づくりのための睡眠指針検討会報告書」より参照しました。

疲れやすい人の生活習慣の改善方法

①十分な睡眠

ベッド

寝不足や寝付けないなどの原因による疲れやすい人には、十分な睡眠が有効とされています。体力や心の疲れの改善が見込め、ストレス解消にもつながるとされる方法です。

ただし、睡眠時間は人それぞれ快適とされる長さが異なります。疲れやすい人は、自分に合った睡眠時間を見つけましょう。

②適切な入浴

風呂

疲れやすい人は、入浴に関する生活習慣の改善もおすすめです。適切な温度と入浴時間は、寝つきが良くなると言われています。快適な睡眠は、疲れやすさを改善させる方法の一つです。ぬるめのお湯で、適切な入浴をしましょう。

また、入浴することは、体のリズムアップも見込めるとされています。体内の老廃物が排出しやすくなることも考えられるとともに、神経の緊張をほぐす効果も期待できる行為です。お風呂の中でマッサージするのも、疲れやすい人におすすめです。

③正しい姿勢をする

ボディ

正しい姿勢をすることは、疲れやすい人の元気不足の改善効果が期待できます。デスクワークや家事で同じ体勢を続けたり、一部の筋肉だけが緊張を続けたりする姿勢はおすすめできません。

血行が悪くなるとされていることから、乳酸が流れ出しにくくなるとされ疲労がたまると考えられます。筋トレやストレッチで適度に筋肉を動かし、正しい姿勢に導くことは、疲れやすい体の改善が見込める生活習慣の一つです。

④軽い運動を取り入れる

筋トレ

生活習慣に軽い運動を取り入れるのは、疲れやすい体の改善が見込める方法の一つです。定期的な運動習慣は、程良い肉体的疲労を感じることで、熟睡をもたらすとされています。

ストレス改善に効果的とされているのは、軽いランニングやサイクリングなどの有酸素運動です。また、近所を散歩するだけでも効果が得られるとされています。激しい運動はかえって疲れてしまうため、すっきりしたと感じるくらいの軽さを目標にしましょう。

⑤ストレッチする

ストレッチ

疲れやすい人は、運動後のストレッチもおすすめです。ジョギングや筋トレなどをした後、急に中止するのは、疲労がたまる原因になることがあります。硬くなった筋肉をストレッチでゆっくり伸ばし、疲れやすい人の体のどんより感の解消につなげましょう。

⑥リラックスできる環境を作る

本を読む

疲れやすい人は、リラックスできる環境を意図的に作るようにしましょう。不快に感じる音や光などを防いだり自分に合った寝具を使ったりなど生活習慣の改善は、快適な睡眠につながると言われています。

また、無理に眠ろうとしないことも大切です。軽い読書や音楽、アロマなどの香りなどでリラックスするのも良いでしょう。眠ろうと意気込むとかえって頭をさえさせるため、自然に眠たくなってから寝床につくのもおすすめです。

⑦寝る前にスマホを見ない

スマホを見る

寝る前にスマホを見ないようにすると、疲労改善が見込めます。スマホの使用は、神経的疲労と言われる脳の疲れの原因です。寝る前に脳が緊張した状態になると、睡眠に悪い影響を与える可能性があります。スマホの使用は避けて、快適な睡眠に導きましょう。

⑧パジャマを着て寝る

枕

パジャマを着て寝るように習慣づけると、疲れの回復効果が期待できます。フードがついたパーカーやファスナーのあるジャージなどは、寝心地を悪くする原因の一つです。

また、通気性の悪い生地も、肌を刺激してストレスを感じることがあります。睡眠の質を上げることが見込めるように、通気性の良いパジャマを着用しましょう。

上記の情報は「厚生労働省・こころもメンテしよう」「くすりと健康の情報局・肉体疲労 からだのだるさの予防」より参照しました。

疲れやすい人の食事での対策法

①バランスの良い食事を摂る

定食

バランスの良い食事は、疲れやすい人の対策法の一つです。体を作るための基本となる糖質やたんぱく質、ビタミンやミネラルなどをバランス良く食事に取り入れましょう。

②欠食しない

キッチン

疲れやすい人は、食事を抜かないようにすることも大切です。欠食して栄養バランスが崩れたり、エネルギー不足になったりすると疲れやすい人になってしまいます。特に朝食は、心と体を目覚めさせるのに重要とされているため、食事を抜かないように注意しましょう。

③疲労回復が見込める栄養素を取り入れる

果物

疲れやすい人は、疲労回復が見込める栄養素を含む食品を摂取すると対策になります。例えば、ビタミンB1は摂取された栄養を、体内でエネルギーに変換するとされる成分です。アリシンを含む食品と組み合わせると、ビタミンB1の吸収をサポートすると言われています。

筋肉をスムーズに動かす働きをするとされているカルシウムの摂取も大切です。また、鉄は体内のリズムアップが見込めるため、運動能力の低下を防ぐことが期待できます。

さらに、クエン酸を含む食品も、疲れやすい人の食事対策法におすすめです。クエン酸は、疲労の原因とされる乳酸を排出する効果も見込めます。効果的な食品を食事に取り入れて、疲労対策に役立てましょう。

上記の情報は「国立療養所 栗生楽泉園 栄養管理室・楽食だより」より参照しました。

疲れやすい人は生活習慣を見直してみよう

背伸び

疲れやすい人は人それぞれ特徴や原因が異なり、いくつかの理由が重なったストレスから疲労を感じる場合もあります。疲れやすいとされる生活習慣を改善したり、疲労回復効果が期待できる食事対策をしたりして、体や心にかかる負担を減らしていきましょう。