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2023.01.30 RECIPE

集中力を高める食べ物で作業効率UP!疲れや眠気を飛ばしたい方におすすめの食材は?

集中力を持続させるには、食べ物から様々な栄養素を補う必要があります。そこで今回は、集中力を高めるのに効果的な食べ物をご紹介します!食材やお菓子だけでなく、おすすめの食べ方などもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

集中力を高める食べ物の栄養素は?

集中力を高めるには、一体どのような栄養素を補給すれば良いのでしょうか。そこで以下に、集中力を高める作用を持つ食べ物の栄養素をご紹介します。

ビタミンB群

ビタミンB

集中力を高めるには、ビタミンB群が多く含まれた食べ物を取ることが大切です。ビタミンB1やビタミンB2、パントテン、ナイアシンといったビタミンB群には、糖質をエネルギーに変える作用があります。

ビタミンBをしっかりと摂取することで、脳を動かすエネルギーが生成されて集中力が保てるようになるのです。またビタミンBが不足すると、倦怠感や認知機能低下などの症状が現れることもありますよ。ビタミンB群を含む食べ物を食べて、作業効率を高めましょう。

ブドウ糖

甘いもの

集中力を高めるためには、ブドウ糖の摂取が欠かせません。炭水化物や甘いスイーツなどに含まれる糖質は、最終的にブドウ糖として分解されます。このブドウ糖は、脳のエネルギーに欠かせない重要な成分なのです。

ブドウ糖が不足すると脳が動かなくなって集中力が続かなくなり、作業効率が大きく低下します。更に疲れやすくなったり、記憶力が低下したりといった弊害が出ることもありますよ。集中力を高めるためにも、ブドウ糖の多い食べ物を取るようにしましょう!

フラバノール

眠る女性

フラバノールも、集中力を高めるのに役立つ栄養素の一つです。フラバノールはカカオに含まれている成分で、集中力を高めるだけでなくストレス軽減や認知機能改善などの効果があるとされています。集中力の低下を感じたら、フラバノールを補給すると良いですよ。

チロシン

ナッツ

ナッツ類に含まれるチロシンも、集中力を高める作用を持つ栄養素です。チロシンはアミノ酸の一種で、やる気を出したり精神を安定させたりするノルアドレナリンの生成に欠かせない成分です。

ノルアドレナリンが減少すると脳の働きが鈍り、記憶力や注意力が低下するといわれています。勉強や作業の効率を高めるためにも、チロシンを多く含む食材を積極的に取ってください。

DHA

DHAのサプリ

集中力を高めるには、DHA(ドコサヘキサエン酸)の補給が欠かせません。DHAは脳を構成する脂質の一つで、アジやサバなどの青魚に多く含まれています。DHAを多く含む食材を取ることで、認知機能や集中力の低下を予防できるといわれています。

レシチン

卵黄

勉強効率を高めるには、レシチンを補給すると良いでしょう。レシチンは大豆やレバー、卵黄などに豊富に含まれており、記憶力を高める「アセチルコリン」の原料になります。身近な食べ物に含まれている栄養素なので、簡単に補給できますよ。

カフェイン

コーヒー

集中力を高める栄養素として有名なのが、カフェインです。疲労感を感じて眠気に襲われた時、集中力を高めるためにカフェイン入りの飲み物を飲む方も多いでしょう。これはカフェインに、神経を興奮させる働きがあるためです。

カフェインを摂取すると、神経の興奮を抑える「アデノシン」という物質が分泌されにくくなり、脳が刺激されて集中力がアップするのです。カフェインはコーヒーや緑茶、紅茶などの飲み物に含まれていますので、手軽に摂取できるのもポイントです。

メントール

ミント

集中力や作業効率を高めるには、メントールを含む食べ物を摂取するのが効果的です。メントールが入っているガムなどを食べると、口の中がヒンヤリ冷たくなりますよね。これは、メントールに体内の冷感センサーを刺激する作用があるためです。

メントールで脳に刺激を与えることで、眠気を覚ましたり頭をスッキリさせたりできるといわれていますよ。集中力が切れてしまった時は、メントールが入った食品を摂取して脳を覚醒させましょう!

食材|集中力を高めるおすすめの食べ物

豚肉

様々な豚肉

集中力を高める食べ物としておすすめなのが、豚肉です。豚肉には、ブドウ糖をエネルギーに変える作用を持つビタミンB1が豊富に含まれています。特に豚のヒレ肉は、ビタミンB1の含有量が多い部位として知られていますよ。

また豚肉はビタミンB1だけでなく、その他のビタミンB群も豊富に含んでいます。一つの食材で効率よくビタミンBを摂取できるため、集中力を高めるのに効果的な食品だといわれているのですね。

スーパーなどで購入できる食材なので、毎日の食事に手軽に取り入れられるのも嬉しいポイントです。炒め物やスープなど好きな方法で調理して、豚肉を取りましょう。

以下の記事では、肉の種類ごとに栄養素を紹介しています。自分に合った栄養素が含まれている肉を購入するためにも、ぜひチェックしてみてください!

マグロ・カツオ

カツオ

マグロやカツオといった赤身の魚も、集中力を高める食べ物として知られています。赤身の魚には集中力を高める作用を持つビタミンBや、疲労感を軽減する栄養素が豊富に含まれています。赤身の魚を適度に摂取することで、勉強や作業効率を大幅にアップさせられますよ。

バナナ

売られるバナナ

糖質を多く含むバナナも、集中力を高める食べ物の一つです。バナナに含まれているショ糖やでんぷんなどの栄養素は、体内に吸収されるとブドウ糖に分解され、脳のエネルギーに変換されます。

またバナナに含まれている果糖はブドウ糖の働きをサポートするため、集中力を大幅に高めることができるといわれていますよ。バナナは消化吸収が早いため、食べた後すぐに集中力を回復させられるのも魅力です。

皮を剥くだけで手軽に食べられますので、おやつや朝食などにもってこいの食べ物です。ただし、食べすぎると血糖値が上昇して眠気が誘発される可能性があるので、適度に食べることが大切です。

ニンニク

割られたニンニク

ビタミンB6を豊富に含むニンニクも、集中力を高める食べ物として知られています。ビタミンB6は、認知機能の発達を担っている重要な栄養素の一つです。ニンニクからビタミンB6を摂取すれば、勉強の効率を高めることができるといわれています。

またニンニクには、エネルギー生成に関わるアリシンという栄養素も含まれています。このアリシンには、ビタミンB1と結合して脳や体のエネルギー生成を助け、疲労を回復させる作用がありますよ。

ピーナッツ

盛られたピーナッツ

ピーナッツも、集中力を高める食材として知られています。ピーナッツを食べると、やる気を起こしたり神経を安定させたりするノルアドレナリンが分泌されます。手軽に食べられるので、小腹が空いた時や夜食などにもおすすめです。

食品|集中力を高めるおすすめの食べ物

白米

銀シャリ

白米は、集中力を高めるのに必要なブドウ糖を多く含む食べ物です。しっかり白米を食べるようにすれば脳へエネルギーを供給でき、簡単に集中力を回復させられます。疲れや眠気を感じたら、白米を食べるようにしてください。

また、以下の記事では白米に含まれている成分や栄養素を解説しています。白米は大事なエネルギー源なので、しっかりと摂取しましょう。

五穀米

雑穀米

五穀米も、集中力を高める作用を持つ食べ物として知られています。五穀米にはブドウ糖だけでなく、ミネラルやビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。また白米に比べて糖質量が低いため、たくさん食べても眠気が誘発されにくいのもポイントですよ。

納豆

納豆ご飯

大豆を発酵させて作る納豆も、集中力を高める食品として知られています。納豆には集中力を高めるチロシンの他、疲労を軽減するヒスチジンや脳機能をアップさせるグルタミン酸が含まれています。

集中力を高めるだけでなく、学習効率を大幅にアップさせてくれる食べ物なのです。いつものご飯に手軽にプラスできる食べ物なので、ぜひ白米や五穀米と一緒に食べてみてください。

サバ缶

鯖缶のサバ

集中力を高めたいのなら、サバ缶を摂取すると良いでしょう。サバ缶は集中力を高めるDHAや、疲労回復効果のあるアミノ酸を豊富に含む食べ物です。

お菓子|集中力を高めるおすすめの食べ物

チョコレート

板チョコ

チョコレートは、集中力を高めるフラバノールという成分を多く含む食べ物です。また脳のエネルギーに変換される糖質も含まれているため、疲れた時の栄養補給にも最適です。片手でサッと食べられるので、勉強や作業のお供に常備しておいてはいかがでしょうか。

ラムネ

包まれたラムネ菓子

ラムネは、集中力を高めるのに適した食べ物だといわれています。ラムネの原料はブドウ糖で、食べた後すぐに脳のエネルギーに変換されるのが特徴です。小さくて食べやすい食品なので、手軽につまめるのも嬉しいポイントです。

あんこ

あんこをのせた団子

あんこも、集中力アップに効果的な食べ物の一つです。あんこには、脳を動かすブドウ糖が多く含まれているのが特徴です。片手で手軽につまめるので、勉強中の栄養補給にももってこいの食べ物ですよ。

以下の記事では、小豆のカロリーや糖質を解説しているので気になる方はぜひチェックしてみてください!

集中力を高めるための食べ物の摂取方法

記憶力を高めるためには、食べ物の種類だけでなく食べ方にも気をつけなければいけません。以下に集中力を高める簡単な方法をまとめていますので、参考にしてみてください。

よく噛んで食べる

食べる女性

食べ物をよく噛んで食べるようにすれば、簡単に集中力を高めることができますよ。食べ物を咀嚼すると、脳の海馬や前頭前野など認知機能に関わる部位を刺激できます。食べ物をよく噛んで食べるだけで、記憶力や判断力を高めることができるといわれています。

糖質は取りすぎないよう注意

食べすぎた男性

集中力を高めるためには、糖質が含まれた食べ物の摂りすぎには注意が必要です。糖質が多い食べ物を食べすぎると血糖値が急激に変動し、眠気が引き起こされる原因になります。

しかし糖質が全く入っていない食べ物ばかりを取っていると、今度は脳のエネルギーになるブドウ糖が不足してしまいます。集中力を高めるためには、適度に糖質を摂取することが大切ですよ。

食事と食事の間は時間を空ける

休む女性

食事と食事の間を5〜6時間ほど空ければ、簡単に集中力を高めることができるといわれています。食事を取り続けていると食べ物の消化吸収にエネルギーが使われてしまい、脳の血流が鈍ります。その結果、集中力の低下や眠気が引き起こされてしまうのです。

せっかく集中力を高める食べ物を摂取しても、食事の方法が間違っていては意味がありません。食べ物の栄養素を最大限に生かすためにも、食事の間はしっかり時間を空けるようにしてください。

集中力を高める食べ物を食べて疲れや眠気を吹き飛ばしましょう!

集中力を高める食べ物を取るようにすれば、作業や勉強の効率を簡単にアップさせられます。また集中力を高める食べ物の中には、眠気や疲れを回復させる作用を持つ食品もあります。

疲れや眠気、集中力の低下を感じた時は、今回紹介したおすすめの食べ物を食べるようにしましょう。ただ食べ物を摂ればいいというわけではなく、食事方法に注意を払うことも大切です。