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2023.02.27 BEAUTY

将来の肌年齢に響く?日焼け止めの効果と紫外線対策を正しく知って老化を防ごう

メイクはしたけれど日焼け止めを忘れた。出かけないから日焼け止めは必要ない。このようなことを繰り返していると、将来肌年齢に響くことになります。ここでは日焼け止めの効果や種類、選び方などに付いてご紹介します。将来の肌のためにも、ぜひ参考にしてくださいね!

紫外線は老化の原因!日焼け止めは必要不可欠

若い頃には日焼けをしてもすぐ元に戻るので、日焼け止めをしていないという人も多くいるようです。1日中家にいるときやスキー場など地面の照り返しでも、紫外線は肌に降り注ぎます。

曇りや雨の日など日差しが強くない日には油断して、日焼け止めをしていないという人も多いのではないでしょうか。しかし、日焼け止めをしないと徐々に蓄積されていき、肌の老化を早めてしまいます。

このように、肌年齢のキープのために必要不可欠な日焼け止めには、どのような効果があるのでしょうか。また、効果的な塗り方はあるのでしょうか。

日焼け止めの効果とは?

①メラニンの生成を抑え日焼けを防ぐ

日焼け止めを塗るとメラニンの生成を抑えることができ、日焼けを防止する効果が期待できます。紫外線を浴びると、その刺激によって皮膚が赤くなり、色素沈着を起こすのです。メラニンが生成されて色素沈着を起こすと、その後肌が黒くなってしまいます。

また、日焼けは軽いやけどなので、黒くなるだけでなく皮膚の表面が痛痒くゴワゴワした状態になります。日焼けをすると肌が荒れてしまうので、メイクののりも悪くなってしまうのです。日焼け止めを塗ることで肌が黒くなることや、ごわつきを防止できます。

②シミを防ぐ

日焼け止めを塗って紫外線対策することは、シミ予防にも繋がります。紫外線を浴びてダメージを受けると、肌は皮膚を守ろうとしてメラニン色素を作り出します。軽い日焼けはターンオーバーによって解消されますが、長年に渡って繰り返されて蓄積されます。

長年の紫外線の影響を受けることと、加齢によりターンオーバーが上手くいかなくなることで、肌にメラニンが残りシミになってしまいます。今すぐに影響はありませんが、将来のために日焼け止めをしっかり塗ることが大切です。

以下の記事では、シミやしわができやすい夏のスキンケア方法を紹介しています。気になる方はこちらの記事も併せてチェックしてみてください!

③しわを防ぐ

紫外線には「UV-A派」と「UV-B派」の2種類があり、A派の方が皮膚の奥の真皮層にまで到達します。真皮層にダメージを受けると、肌を作るコラーゲンなどが破壊します。

ダメージは徐々に蓄積されていくので、すぐしわになることはありません。肌を保つ組織が少しずつ壊され、皮膚を支えられなくなるので、しわやたるみになるのです。肌年齢の老化に繋がるしわを防ぐためにも、若いころから日焼け止めで紫外線対策をする必要があります。

日焼け止めの種類

①化粧下地タイプ

メイクをする方におすすめなものは、化粧下地タイプの日焼け止めです。化粧下地と日焼け止め、両方の機能を兼ね備えているので、朝の支度で忙しいという方の時短アイテムになります。化粧下地タイプは、メイク時のファンデーションを塗る前に塗布してください。

また、化粧下地タイプの日焼け止めには、ホワイトだけでなくラベンダーやピンク、イエローといったカラーが付いたものもあります。色付きの日焼け止め下地はカラーコントロールもできるので、さらに便利なアイテムです。

②ミルク・乳液タイプ

塗りやすい日焼け止めを求めている方には、ミルク・乳液タイプがおすすめです。優しい質感のものが多く、肌が弱い人にもおすすめな負担が少ないタイプになります。伸びが良いので顔はもちろん、全身への使用にもぴったりです。

保湿効果のあるタイプは、肌のスキンケアにもなります。また、ミルク・乳液タイプの日焼け止めは、洗顔やボディーソープだけで簡単に落とせるものが多いです。取り扱いが簡単なので、普段使いの日焼け止めとしてもおすすめですよ。

③ジェルタイプ

ジェルタイプの日焼け止めは、ベタベタした使用感が苦手だという人におすすめです。サラッとした質感で透明タイプが多く、顔だけでなく全身にも使いやすいです。しかし、肌が弱い人や、かぶれやすいという人は注意が必要です。

ジェルタイプの日焼け止めは、透明に仕上げるために紫外線吸収剤など、刺激の強い成分を使用していることが多くあります。そのため、敏感肌の人が使うときには、肌の見えない部分でパッチテストすることをおすすめします。

④スプレータイプ

スプレータイプの日焼け止めは、外出時の塗り直しに便利です。ひんやりとした使用感のものが多く、スポーツやアウトドアのときにおすすめですよ。簡単に使えるので、コンパクトタイプを常備しているという女性も多いです。

外出時用は、メイクの上からも使えるタイプを選ぶと良いでしょう。しかし、スプレータイプの日焼け止めは飛び散りやすい特徴があるので、使用時は周りに注意しましょう。また、簡単に使えますが、塗りにムラができやすいというデメリットもあります。

⑤クリームタイプ

クリームタイプの日焼け止めは、しっかり紫外線対策をしたい人におすすめです。紫外線の影響を受けやすいアウトドアでは、しっかり塗布できるクリームタイプが良いでしょう。テクスチャーが固めで少々塗りにくいですが、保湿力が高いのが特徴です。

しかし、効果が高い分、洗顔やボディーソープだけでは落ちないものがほとんどです。クリームタイプの日焼け止めを落とす場合は、クレンジングや専用の洗顔料が必要になります。

⑥スティックタイプ

美容に力を入れている方には、いつもの日焼け止めにプラスしてスティックタイプを持つことがおすすめです。リップクリームのような形状で、鼻の際や耳、唇など塗りにくい場所にも塗りやすいですよ。

塗り直し時にメイクの上から使用すると、崩れてしまうのではないかと心配になりますよね。しかし、スティックタイプは塗り直し用に作られているものが多く、メイクがよれにくい仕様になっているので安心です。

以下の記事では、日焼けしてしまった肌の対処法や日焼け対策におすすめのアイテムを紹介しています。こちらの記事もぜひ参考にしてみてください!

日焼け止めの効果的な塗り方

①顔の上に乗せてから塗る

クリームやミルク、ジェルタイプの日焼け止めは、顔の上に乗せてから塗る用にしましょう。時間がないときは、つい手のひらに日焼け止めをとって広げ、顔に塗ってしまいがちです。しかし、手のひらで広げる塗り方は、塗り残しやムラの原因になります。

「おでこ、両頬、鼻、あご」の5か所に適量をのせ、指先で顔全体にムラなく馴染ませるように塗りましょう。

②2~3時間おきに塗り直す

日焼け止めの効果を保ち、紫外線を防止するためには2~3時間おきに塗り直すことが理想です。日焼け止めは、朝のスキンケアの時間に塗ってそのままだという人が多くいます。しかし、時間が経つと効果が弱まるため、塗り直す習慣をつけましょう。

また、2~3時間経っていなくても、汗をかいてふいたときや泳いだ後などは、都度塗り直すことをおすすめします。

③必ず落とす

日焼け止めは、夜のスキンケアのときに必ず落としましょう。日焼け止めが皮膚に残った状態は、ターンオーバーの妨げになり、肌荒れを引き起こす恐れがあります。肌年齢の老化も進行してしまうので、寝る前に落とす習慣をつけましょう。

先にも紹介したとおり、日焼け止めによって落とし方はさまざまです。普通の洗顔で落ちるものもあれば、クレンジングを使わないといけないタイプもあります。日焼け止めを購入するときには、落とし方もしっかりチェックしてくださいね。

日焼け止めの成分と選び方

①「PA」は「+」が多いほど効果が高い

日焼け止めに記載されている「PA」は、「+」の数が多いほど効果が高く、紫外線の影響を受けにくくなります。「PA」はUV-A派に対する遮光効果を表す指標です。UV-A派は肌の奥の真皮層まで届き、しわの原因となる紫外線になります。

「+・++・+++・++++」の4段階になっており、数が多いほどUV-A派の防止効果は高くなります。すぐに肌に影響はありませんが、繰り返し紫外線を浴びることで肌年齢に現れます。日焼け止めでしっかりカットしましょう。

②「SPF」は数字が高いほど効果が高い

日焼け止めに記載されている「SPF」は、数字が大きいほど効果が高く、紫外線の影響を受けにくくなります。数字が大きいほど、長時間紫外線を防止する効果が期待できますよ。肌の表面に影響を与える「UV-B派」をカットし、炎症を抑えるので日焼け対策になります。

特に、肌の弱い人はUV-B派の影響を受けやすいので、しっかり対策して紫外線カットしましょう。

③シーンに合わせて選ぶ

日焼け止めは、シーンに合わせて選ぶことをおすすめします。先ほど「PA」と「SPF」の+と数値が高いほど、日焼け止めの効果があることを紹介しました。効果が高いものを選んでおけば問題ないと思いがちですが、その分肌への負担が大きいことも理解する必要があります。

普段使いには、塗りやすく肌への負担が少ない数値の低いものがおすすめです。日焼け止めは、シーンに合わせて使い分けるようにしましょう。

シーン別日焼け止めの選び方
通勤・買い物など ・PA+~++
・SPF10~20
スポーツ・レジャー ・PA+++~++++
・SPF40~50

④海やプールではウォータープルーフタイプを選ぶ

海やプールでは、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを選びましょう。ウォータープルーフタイプは、水に強くて泳いでも落ちにくい日焼け止めになります。しかし、全く落ちないという訳ではないので、都度塗り直すことをおすすめします。

ダイビングなど海に深く潜るときには油断してしまうこともありますが、水深50cmでは地表面の40%の紫外線が透過するので注意が必要です。汗をかくスポーツのときにもウォータープルーフタイプは落ちにくいので、アウトドアな人におすすめですよ。

しっかり日焼け止めを塗って老化を防止しよう!

紫外線を浴び続けると光老化が進行し、肌年齢の衰えに繋がります。この記事で紹介したように、紫外線を防止するためには日焼け止めを正しく塗ることが重要だと分かりました。しっかり日焼け止めを塗って老化を防止してくださいね!

また、以下の記事では日焼けしやすい夏のスキンケア対策について紹介しています。こちらの記事も是チェックしてみてください!