【睡魔を撃退】眠くならない食べ物と眠気を覚ます食品・食事方法を伝授!
昼食後や午後のつらい眠気に悩まされている…という人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、眠くならない食べ物や眠気を覚ます食品をご紹介します!眠くならない食べ方やおすすめの料理レシピも解説しているので、眠気に悩んでいる人は目を通してみてください。
つらい眠気にはどう対処するべき?
昼食や夕食の後などに、強烈な眠気に襲われた経験はありませんか?こういったつらい眠気に対処するには、眠気を誘発しにくい食べ物を摂取することが大切です。では、具体的に眠くならない食べ物とはどんなものなのでしょうか?
眠くならない食べ物とは?
眠くならない食べ物①ヨーグルト
眠くならない食べ物として、ヨーグルトが挙げられます。ヨーグルトには、ホエイプロテインという植物由来のたんぱく質が含まれています。ホエイプロテインを摂取するとインスリンが分泌され、食べ物を摂取したことによる血糖値の上昇が抑制されます。
食事後の強烈な眠気は、食べ物を摂取して上がった血糖値が急激に低下することが原因です。食べ物による血糖値の上昇をあらかじめ抑制しておけば、血糖値の下がり幅が小さくなって眠気を抑制できます。そのため、血糖値が上がりにくいヨーグルトは眠くなりにくいのです。
眠くならない食べ物②大豆製品
大豆製品も、眠くならない食べ物の一つだといわれています。豆腐や納豆といった大豆製品には、食物繊維という栄養素が豊富に含まれています。食物繊維には、腸の中に留まって糖質の吸収率を低下させ、血糖値の上昇を抑制する働きがありますよ。
そのため、大豆製品は昼食に食べても眠くならない食品だといわれているのです。大豆製品の中でも特に食物繊維が豊富なのは、いり大豆だといわれていますので、積極的に摂取してください。
以下の記事では、納豆の栄養成分や効果的な食べ方を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください!
眠くならない食べ物③蕎麦
眠くならない食べ物として、蕎麦もおすすめです。炭水化物は糖質が多いため、基本的に血糖値が上がりやすい食品だとされています。しかし、蕎麦は比較的血糖値が上がりにくい「低GI食品」なので、昼食に食べても眠くならないのです。
また、蕎麦にはたんぱく質という栄養素が豊富に含まれているのも特徴です。たんぱく質は、体内での糖の吸収を緩やかにする働きがあるため、眠くならないうえにダイエットにも効果的ですよ。
眠くならない食べ物④バナナ
バナナも、眠くならない食べ物として知られている食品です。バナナは、ブドウ糖をたっぷりと含んでおり、脳にエネルギーを届ける役割を担います。また、低GI食品でもあるため、血糖値が上がりにくく眠気を誘発する心配もほとんどありません。
眠くならない食べ物⑤キャベツ
野菜の中でも眠くならない食べ物として知られているのが、キャベツです。キャベツは、白菜やレタスなどの葉物野菜と比較して、食物繊維が豊富なのが特徴です。キャベツを食べれば糖の吸収を抑えられるため、眠気の予防に効果的だといわれています。
キャベツは、一年を通してスーパーで販売されていますし、カットキャベツのように食べやすいよう加工された食品も売られています。いつもの昼食にプラスするだけで、食後に襲ってくるつらい眠気を覚ますことができるでしょう。
眠くならない食べ物⑥こんにゃく
こんにゃくも、眠くならない食べ物の一つだといわれています。こんにゃくには、水に溶ける性質を持っている「水溶性食物繊維」という栄養素が豊富に含まれています。この栄養素が糖質の吸収を抑えて血糖値の上昇を抑制するため、食後でも眠くならないのです。
しかし、こんにゃくは食べ方によっては太ってしまう可能性があります。以下の記事ではこんにゃくの栄養素や食べ方を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
眠くならない食べ物⑦玄米
玄米も炭水化物の一種ですが、眠くならない食べ物として知られています。玄米には、ぬかや胚芽が付着している分、体内での糖の吸収が緩やかで血糖値も上がりにくいのが特徴です。白米よりも眠くなりにくいので、ガッツリ昼食を食べたい方は玄米を摂取してみてください。
眠くならない食べ物⑧アーモンド
アーモンドも、眠くならない食べ物の一つです。アーモンドと一緒に他の食品を摂取すると、血糖値の上昇が緩やかになるといわれています。食後の血糖値の急降下を予防できるため、昼食の後にやってくる眠気を緩和できるでしょう。
アーモンドは特別な調理をしなくても、おやつ感覚で食べられるのが嬉しいポイントです。コンビニやスーパーなどでも売られていますので、常備しておいて昼食時つまむようにしてはいかがでしょうか。
眠気を覚ます効果を持つ食べ物とは?
眠くならない食べ物で対策をしていても、どうしても眠気を感じてしまうこともあるでしょう。つらい眠気に悩まされた時は、眠気を覚ます効果を持つ食品を摂ることをおすすめします。具体的にどんな食べ物を食べれば良いのかまとめているので、目を通してください。
眠気を覚ます食べ物①ガム
眠気を覚ます食べ物として、ガムが挙げられます。ガムを噛むという行為をすると、脳内の血行が促進されて頭が活性化されるといわれています。眠気だけでなく集中力や記憶力の上昇にも期待できるので、仕事や勉強をしている時に摂取してみてください。
眠気を覚ます食べ物②きな粉
あまり知られていませんが、きな粉にも眠気を覚ます効果があるとされています。きな粉に含まれている「アルギニン」という成分には、覚醒作用を高める効果があるのです。そのためカフェインと一緒にきな粉を摂取すれば、眠気対策になります。
眠気を覚ます食べ物③唐辛子
眠気を覚ます食べ物として、刺激物である唐辛子が挙げられます。唐辛子には、刺激成分であるカプサイシンが入っており、この成分が交感神経に働きかけて眠気を覚ますといわれています。昼食後、どうしても眠気を感じた時は唐辛子を食べてみると良いです。
ただし、唐辛子に含まれる刺激成分を大量に摂取すると胃腸にダメージを与えてしまいます。腹痛を引き起こす危険がありますので、お腹が弱い人は唐辛子の摂りすぎには気をつけましょう。
眠気を覚ます食べ物④チョコレート
チョコレートにも、眠気を覚ます効果があるといわれています。チョコレートには、覚醒作用を持つ「テオブロミン」という成分が含まれているのが特徴です。
眠気を感じた時にチョコレートを摂るようにすれば、脳が刺激されて頭を活性化させられます。また、思考力や集中力を向上させる働きも期待できますので、勉強や仕事のお供にもってこいです。
眠気を覚ます食べ物⑤わさび
刺激成分を含有しているわさびも、眠気を覚ます効果に期待できる食品です。わさびを食べると鼻にツンとした刺激を感じますが、この辛味成分が脳を覚醒させる作用を持っているのです。ただし、過剰摂取は胃腸にダメージを与えますので、摂りすぎには注意が必要です。
眠気を覚ます食べ物⑥コーヒー
眠気を覚ます食品として有名なのが、コーヒーです。コーヒーに含まれているカフェインには覚醒作用があるため、眠気を覚ますのに効果的だといわれています。また、コーヒーには、集中力アップや思考力上昇などの効果にも期待できます。
カフェインは、緑茶や紅茶などにも含まれていますので、コーヒーが苦手な方はこれらの飲み物で代用しても良いでしょう。ただし、カフェインを摂りすぎると吐き気や不眠、めまいなどの不調を引き起こす可能性があるので、摂取量には注意してください。
眠くならない食べ物レシピ
眠くならない食べ物レシピ①サバ大根
眠くならないための食べ物を使った食事レシピとして、サバ大根が挙げられます。サバや大根も低GI食品なので、血糖値が上がりにくく眠くならないといわれています。材料を煮込むだけと調理方法も簡単なので、料理の手間を省きたい人にもおすすめです。
- サバ缶 1缶
- 大根 200g
- めんつゆ 大さじ1
- おろし生姜 小さじ1
- 酒 50ml
サバ大根(2人分)材料
- 大根を1cmのいちょう切りにします。
- 鍋に①とサバ缶、めんつゆ、おろし生姜、酒を入れて蓋をし、弱火で20分ほど煮込みます。
- 器に盛り付けたら完成です。
サバ大根 レシピ
眠くならない食べ物レシピ②サラダ蕎麦
昼食をガッツリ食べたいという人には、サラダ蕎麦がおすすめです。蕎麦や野菜も眠くならない食材ですので、しっかり食べても食事後の眠気を誘発しにくいといわれています。
- カットサラダ 2パック
- 蕎麦 200g
- めんつゆ 大さじ2
- マヨネーズ 大さじ1
- オリーブオイル 小さじ1
サラダ蕎麦(2人分) 材料
- 蕎麦を茹で、水にさらして冷やしたあと水気をしっかり切ります。
- ①とカットサラダを混ぜ、めんつゆ・マヨネーズ・オリーブオイルをかけて完成です。
サラダ蕎麦 レシピ
眠くならない食べ物レシピ③こんにゃくとキャベツのピリ辛炒め
こんにゃくとキャベツのピリ辛炒めも、眠くならない食べ物を使った食事レシピです。食物繊維がたっぷり入っているため、血糖値が上がりにくく眠気を感じにくいのが特徴です。
- こんにゃく 100g
- キャベツ 3枚
- ごま油 小さじ1
- コチュジャン 大さじ1
- 白だし 小さじ1
こんにゃくとキャベツのピリ辛炒め(2人分) 材料
- こんにゃくとキャベツを食べやすい大きさに切ります。
- フライパンにごま油を熱し、①を入れて加熱します。
- 火が通ったらコチュジャンと白だしを加え、全体に味を馴染ませたら完成です。
こんにゃくとキャベツのピリ辛炒め レシピ
眠くならない食べ物の摂取方法
眠くならない食べ方①ゆっくり時間をかけて食べる
眠くならない食べ方として、ゆっくり時間をかけるという方法が挙げられます。早食いをすると消化器官に血流が集まり、脳に血が回らなくなって眠くなってしまいます。時間をかけてゆっくり食べるという方法を取れば、眠気を防ぐことができます。
眠くならない食べ方②食物繊維から食べ始める
食物繊維から食べるという方法も、眠くならない食べ方として知られています。先に食物繊維を摂ることで血糖値が急上昇しにくくなり、眠くなりにくくなるといわれています。食事内容だけでなく、食べる順番にも注意してみてください。
以下の記事では、食物繊維が豊富に含まれている食べ物を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください!
眠くならない食べ方③朝食はしっかりと摂る
昼の眠気を防ぐ方法として、朝食をしっかり摂るという食べ方がおすすめです。朝ごはんを抜いた状態で昼食を摂ると、血糖値が急上昇して眠気を誘発するといわれています。食欲がなくても、必ず朝食を摂るように心がけてください。
眠くなりやすい食べ物とは?
食後の眠気対策には、眠くならない食べ物を摂ることだけでなく、眠くなりやすい食べ物を避けることも重要です。以下に眠くなりやすい食べ物をまとめていますので、目を通してみてください。
眠くなりやすい食べ物①白米
眠くなりやすい食べ物として、白米が挙げられます。白米はGI値が高い食品として知られており、体内の血糖値が急激に変化しやすいです。食後の眠気が気になるのなら、白米の代わりに玄米を食べるようにしてください。
眠くなりやすい食べ物②うどん
うどんも、麺類の中で特に眠くなりやすい食べ物だといわれています。うどんには糖質が豊富に含まれているため、血糖値が急上昇・急降下しやすく眠気を誘発しやすいのです。昼食に麺類が食べたいのなら、うどんではなく蕎麦にしておくことをおすすめします。
眠くならない食べ物を摂取して眠気を覚ましましょう!
眠くならない食べ物を食べるようにすれば、昼食後のつらい眠気に悩まされることも少なくなります。今回紹介した眠くならない食べ物や食品の摂取方法などを参考にして、眠気対策を行なってください。