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2023.02.17 BEAUTY

ライトを当ててもベタつく…ジェルネイルが乾かない原因とその対処法とは?

セルフでジェルネイルをすると、乾かないでベタベタしてしまうことがあります。せっかく綺麗にネイルを仕上げても、ベタついていては台無しですよね。そこで今回は、ジェルネイルが乾かない原因やその対処法についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

ジェルネイルで乾かないのは「未硬化ジェル」

セルフでジェルネイルしたときに、乾かず固まらないのは「未硬化ジェル」が原因であることがほとんどです。UVライトを当てても、表面は乾かないで残るのが正常になります。この未硬化ジェル以外にも、乾かないでベタベタが残る原因はあるのでしょうか?

ジェルネイルが乾かない原因とは?

①未硬化ジェルは乾かない

ジェルネイルには、乾かないで表面に残る未硬化ジェルが存在します。この未硬化ジェルは、いくらUVライトを当てても固まらないものです。ベタベタしたままでは困るので、未硬化ジェルは拭きとる必要があります。しかし、ベタつく未硬化ジェルも、必要なものなのです。

ベースを塗った後カラーを重ねるときやアートをほどこすとき、定着させるためにこのベタベタは必要なものになります。乾かないで残る未硬化ジェルは、ジェルネイルを綺麗に仕上げるものなので、完成まで拭きとらないようにしましょう。

②UVライトが弱い

未硬化ジェル以外のベタベタが残る場合は、UVライトの光が弱くなっていないかチェックしましょう。何度も使っているとライトが弱くなり、ジェルが固まらない原因になることがあります。また、ワット数が低くてジェルネイルが乾かないこともあるのでチェックしてください。

ジェルネイルは、ライトのワット数が高いと乾くのが早くなります。UVライトは36ワット以上のものを用意しましょう。

③UVライトを当てる角度が悪い

UVライトを当てる角度が悪いと、ジェルネイルが乾かない原因になります。指を5本ともライトの中に入れると、サイドに上手く光が当たらなかったり、親指が横を向いてしまうことに気付くでしょう。

サイドが乾かないときは4本の指を斜めに入れ、硬化してください。斜めになってしまう親指は、4本の指とは別にライトに入れることをおすすめします。また、全方面にライトの光が当たる180度照射タイプは拡散力があり、ムラなく硬化されるのでおすすめです。

④UVライトを当てる時間が短い

UVライトを当てる時間が短いと、ジェルネイルが乾かない原因になります。ジェルネイルは、カラーや種類などによって効果時間が異なります。クリアや透明に近いジェルは比較的早く固まるのが特徴です。

しかし、黒や白のような顔料が多いジェルは、なかなか固まらないので、ライトに当てる時間の調整が必要になります。ベタつくだけの場合は未硬化ジェルの可能性が高いですが、プニプニしているときは効果時間が足りない証拠です。

⑤かくはん不足

ジェルネイルが乾かないときは、かくはん不足が原因かもしれません。カラータイプのジェルは、成分が分離して顔料が沈むことがあります。成分が分離した状態でジェルを塗ってしまうと、綺麗に濡れないだけでなく、ライトを当ててもジェルが固まらないことがあるのです。

顔料が沈んでいるのが見えるジェルもありますが、カラーによっては分離しているのが分かりにくいものもあります。ジェルネイルするときは、どんな種類であってもかくはんしてから塗りましょう。

⑥ジェルの劣化・異物の混入

劣化していたり異物が混入していたりすると、ジェルネイルが固まらないことがあります。ジェルネイルは未開封で約3年、開封後は約1年という使用期限があります。期限を過ぎているものは乾かないことがあるので、使わないようにしましょう。

使用期限が過ぎていなくても、粘性が高かったり変色したりしている場合は使用しないようにしましょう。また水が入ってしまうなど、異物が混入してもジェルネイルが乾かないことがあります。何度か硬化してみて乾かないときは、新しいものを用意しましょう。

⑦LEDライト専用のジェル

UVライトでジェルネイルが乾かないときは、種類がLEDライトなのかもしれません。ジェルネイルには、UVライトで固まるものとLEDライトで固まるものがあります。LEDタイプのジェルネイルにいくらUVライトを当てても、絶対に乾かないので注意しましょう。

ジェルネイルが乾かない原因が分からないときは、ライトの種類が間違っている可能性があるので、説明書をチェックしましょう。

ジェルネイルのベタつきの対処法

①未硬化ジェルをしっかり拭きとる

ベタつきの原因が未硬化ジェルの場合の対処法は、しっかり拭きとることです。ジェルネイルが完成したら、コットンにリムーバーを染み込ませて、表面の未硬化ジェルをしっかり拭きとりましょう。

一度未硬化ジェルを拭きとったら、コットンの新しい場所にまたリムーバーをたっぷり染み込ませて使用してください。何度も同じコットンを使うと、にごりや曇りの原因になることがあるので注意しましょう。

②UVライトを当てる時間を長くする

ジェルネイルが乾かないときは、UVライトに長く当てる対処法を試してみてください。UVライトに当てる時間が短いことが乾かない原因かもしれません。

あまり長時間UVライトに当てていると、ジェルネイルが固まりすぎて割れてしまうのでは、という疑問を持つ人もいるでしょう。しかしジェルネイルは、ライトの当てすぎで硬化しすぎることはありませんので安心してくださいね。

③ジェルを薄く塗る

ジェルネイルが乾かない、硬化に時間がかかるというときは、塗りを薄くする対処法がおすすめです。ジェルネイルの量が多すぎると、ライトの光が届かず乾かないことがあります。長時間UVライトに当てても乾かないときは、一度オフしてから塗り直しましょう。

ジェルネイルの魅力は、マニキュアよりも艶感がありプックリしているところですよね。プックリと仕上げたいときには、厚めにジェルを乗せるのではなく、薄く数回に分けて塗ると厚みがでますよ。

④UVライトを新しくする

いろいろな対処法を試してもジェルネイルが乾かないときは、UVライトを新しく買い替えるのもおすすめの対処法です。ワット数があるUVライトでも古くなると光が弱くなるので、ジェルネイルが乾かない原因になることがあります。

1年以上使っている場合は、買い替えることも検討してみてください。UVライトにはバルブだけを交換できるタイプもあるので、買い替えのときには説明書をチェックしましょう。

⑤ライトとジェルの種類をチェックする

ジェルネイルが乾かないときは、ライトとジェルの種類をチェックしてみてください。先にも紹介したとおり、ジェルネイルの硬化にはUVライトとLEDライトの2種類があります。種類が違う場合、ジェルネイルが硬化することはありません。

ライトかジェルのどちらかを変えて、種類をそろえる必要があります。いろいろな対処法を試したけれど、どうしてもジェルネイルが乾かないという人は、今一度説明書やメーカーのサイトをチェックしてみてくださいね。

⑥ノンワイプジェルを選ぶ

どうしてもジェルネイルが乾かない、未硬化ジェルを拭きとる手間を省きたいという人は、「ノンワイプジェル」を試してみてください。未硬化ジェルが残らないタイプなので拭きとる必要がなく、乾かないでベタベタするということもありません。

しかしノンワイプジェルは、プックリとした厚みが出ないのが特徴です。また硬化熱が高いので、ライトに当てているとき指先が熱く感じるかもしれません。ノンワイプジェルも時間が足りないと乾かないので、熱さがしんどいときは数回に分けて硬化しましょう。

乾かない未硬化ジェルの扱い方&注意点

①拭きとるのはトップコートだけ

乾かない未硬化ジェルが気になる場合でも、拭きとるのは仕上げのトップコートのみです。ジェルネイルは、ベースを塗ってからカラーなどのアートをほどこし、仕上げにトップコートを塗ります。

ベタつきが厄介に感じる未硬化ジェルですが、先にも紹介したとおりカラージェルやアートを定着させるために必要なのです。途中で拭きとってしまうと、綺麗に仕上がらないことがありますので、気になっても拭きとりは最後にしてくださいね。

②専用のクリーナーがおすすめ

乾かない未硬化ジェルを拭きとるときは、ジェルネイル専用のクリーナー、またはジェルクレンザーを使用しましょう。未硬化ジェルは、無水エタノールや消毒液、アルコールなどでも拭きとりが可能です。

無水エタノールはアルコール度数が高く、短時間で綺麗に乾かないジェルを拭きとれます。しかし、肌に使うことを想定されていないので、皮膚が荒れる恐れがあります。また消毒液は純粋なアルコールではないので、ジェルネイルが曇ってしまう可能性があるのです。

ジェルネイル専用のクリーナーは乾かないジェルを拭きとるためのものなので、艶感を維持して綺麗に仕上がりますよ。また気になる匂いが和らいでいるタイプもあるので、チェックしてみてくださいね。

③拭きとるときはワイプスポンジかコットンで

乾かない未硬化ジェルを拭きとるときにおすすめなのは、ワイプスポンジやコットンです。乾かないジェルの拭きとりにティッシュを使う人が多くいますが、あまりおすすめできません。

拭きとるときはたっぷりクリーナーを染み込ませる必要がありますが、ティッシュはあまり水分を吸いあげられません。クリーナーが足りないと、ジェルネイルが残ったり表面が曇ったりする原因になります。

惜しむことなくコットンにクリーナーをたっぷり吸わせて拭きとるのが、ジェルネイルを綺麗に仕上げるコツです。

ジェルネイルが乾かないときは対策法を試そう!

ジェルネイルには、ライトを当てても乾かない未硬化ジェルがあります。未硬化ジェルは、仕上げに綺麗に拭きとってあげる必要があることが分かりました。また、未硬化ジェル以外のジェルネイルが乾かない原因や対処法についても分かりましたね。

未硬化ジェルの拭きとりのコツなども参考にして、セルフのジェルネイルを美しく仕上げてくださいね!