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2023.02.17 HEALTH

朝風呂はダイエットに良いってホント?意外な効果とメリット・デメリットを教えます

朝風呂に入るとダイエットになると話題なのをご存じですか?ダイエット以外にもいろいろなな効果があると、女性の間で評判です。そこで今回は、朝風呂のダイエット効果やメリット、デメリットなどをご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね!

朝風呂ってどんな効果が期待できるの?

朝風呂に入ると、ダイエットなどさまざまな効果が期待できます。健康にも美容にも効果があると話題の朝風呂ですが、デメリットはないのでしょうか。また、一体どのような入浴方法が効果的なのでしょう?

朝風呂ダイエットのメリット

メリット①痩せやすい身体になる

朝風呂に入ると、ダイエット効果と共に痩せやすい身体を手に入れられます。朝風呂で身体を温めると汗をかくことでダイエットになりますが、体温が上がることでリズムも整うのです。脂肪が燃えやすくなるので、太りにくい身体になります。

また朝は、なかなかスイッチが入らず動き出すのが億劫なことがありますよね。しかし朝風呂ダイエットで体温が上昇することで、活動レベルもアップします。しっかり身体を動かすと消費カロリーもアップするので、さらにダイエット効果が期待できるのです。

メリット②スッキリ目覚める

朝風呂ダイエットすると、朝スッキリと目覚められます。朝風呂ダイエットには、「交感神経」を刺激する効果が期待できます。交感神経は、活発に活動するために全身の器官に刺激を伝える自律神経です。(*1)

睡眠時は休むために働く「副交感神経」で、リラックスした状態になっています。朝なかなか目覚められないのは、この副交感神経が原因です。朝風呂ダイエットで身体が温まることで、交感神経が刺激されスッキリ目覚められます。

メリット③むくみ解消

朝風呂ダイエットは身体に水圧がかかるので、むくみの解消が期待できます。朝起きたとき足や顔のむくみが気になるという人が多くいますが、これは睡眠不足などで身体の水分コントロールが上手くいっていないことが原因です。

身体に水圧がかかり溜まってしまった血液や水分が心臓に戻るので、足のむくみの解消になります。入浴すると温まり血行が良くなるので、顔のむくみの解消にも繋がるのです。むくみはダイエットの天敵なので、朝風呂で解消しましょう。

メリット④体臭を防ぐ

朝風呂ダイエットには、体臭を防ぐ効果も期待できます。睡眠時、人間は思っている以上に汗をかいているので、朝起きたときに体臭が気になるという人も多くいるでしょう。朝風呂ダイエットは、寝ている間にかいた汗を流してくれます。

また身体が温まることで毛穴が開き、溜まった汚れや老廃物も排出する効果が望めます。寝汗で気持ち悪い時や、ニオイが気になるという人は、ぜひ朝風呂ダイエットを実行してみてくださいね。

メリット⑤美肌効果

朝風呂ダイエットは寝ている間に毛穴に溜まった汚れを流すので、美肌効果も期待できます。朝しっかり洗顔をしているのに、なんだが化粧のノリが良くないという悩みがある人は、毛穴の奥から綺麗になれる朝風呂ダイエットがおすすめです。

また起床時は体温が低く、血流が滞っているので顔色が悪かったり肌がくすみがちになります。しかし朝風呂ダイエットで身体を温めることで、全身の血行が良くなります。

朝風呂ダイエットのデメリット

デメリット①睡眠の質が低下する

朝風呂ダイエットすると、睡眠の質がダウンしてしまう恐れがあります。夜お風呂に入ると、1日の疲れが取れると感じる人も多くいるでしょう。それは夜寝る前に身体を温めると筋肉がほぐれ、リラックスした状態になるためです。

リラックス効果があるので、ぐっすりと眠れ質の良い睡眠に繋がります。しかし、朝風呂ダイエットしているから夜は入らないという人が多くいるのが現状です。朝風呂ダイエットをしているときも、疲れを解消ししっかり睡眠を取るために、夜も入るよう心掛けましょう。

デメリット②髪の毛が抜けやすくなる

朝風呂ダイエットには、抜け毛が多くなるというデメリットがあります。朝風呂ダイエットをしていると、夜にはシャンプーをしないという人が多くいるでしょう。そうなると、整髪料が付いたままであったり、汗をかいたままの頭で寝ることになります。

頭皮に雑菌が発生し毛穴が広がった状態でシャンプーするので、抜け毛が増えてしまうのです。また朝シャンプーをすると、頭皮を守るための皮脂も洗い流してしまうので、紫外線のダメージを受けやすくなります。抜けるだけでなく、育毛にも影響が出る可能性があります。

デメリット③眠くなることがある

朝風呂ダイエットすると、朝なのに眠くなってしまうことがあります。先にも紹介した通り、夜お風呂に入るとリラックス状態になり良質な睡眠に繋がります。それは朝風呂ダイエットにも言えることで、リラックス状態になり眠くなる可能性があるのです。

また朝風呂ダイエットで体温が上がるとスッキリ目覚められますが、下がるとき少しずつ眠くなります。通勤で車を使う人などは、短時間で朝風呂ダイエットを済ませ、あまり身体を温めすぎないよう気を付けましょう。

朝風呂ダイエットの注意点

①ヒートショックに注意

朝風呂ダイエットするときは、「ヒートショック」に気を付けましょう。ヒートショックとは温度差により血圧が上がってしまう現象を言います。急激な血圧上昇により心臓に大きな負担をかけるため、心筋梗塞や脳卒中の恐れがあるのです。(*2)

ヒートショックは温度差があるほどに発生度が上がるので、特に冬の朝風呂ダイエットには注意が必要です。風呂のフタを開けたりヒーターをつけ脱衣所を温めておくと、温度差が少なくなります。また家族に声を掛けてから入るようにすると、安心なのでおすすめです。

    ヒートショックを避けるための方法・アイデア
  • 入浴前に脱衣所を温めておく。
  • 転倒しても頭を打たないよう、マットなどを敷いておく。
  • 朝風呂前に家族に声を掛けておく

(*2)の情報は、日本医師会「健康トピックス」を参考にしました。

②体調の悪いときは避ける

体調不良のときには、朝風呂ダイエットは避けましょう。生理中や妊娠しているという人も同様です。朝風呂ダイエットをすればスッキリして体調が戻るかもしれないと考える人も多いでしょう。しかし、朝風呂に入ると体力を大幅に消耗します。

また体調がすぐれないときは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れている可能性があります。朝風呂に入り体温が上がることで、逆に体調を悪化させる恐れがあるのです。ダイエットは続けることで効果が得られますが、体調不良のときは無理をしないようにしましょう。

④かけ湯を忘れない

朝風呂ダイエットするときは、ヒートショックを防ぐためにもかけ湯を忘れずに行いましょう。かけ湯は、湯船に浸かる前に身体を鳴らすための行為です。いきなり上半身にお湯をかけるのではなく、まずは足もとから行いましょう。

徐々に心臓に近づけながらかけ湯することで、血圧の急上昇を防ぐ効果が期待できます。

朝風呂ダイエットの効果をアップする方法

①温かい飲み物を飲む

朝風呂ダイエットするときには、入浴前に温かい飲み物を飲むと効果アップが期待できます。温かい飲み物であらかじめ身体を温めておくことで、リズムアップが望めたり冬に起こりやすいヒートショックの可能性を低くすることに繋がります。

またカイロを使ったり軽いストレッチをするなどといった、身体を温める方法を実行するのもおすすめです。入浴後の水分補給も、急激に身体を冷やさないために、温かい飲み物を少しずつ飲むことをおすすめします。

②入浴剤を入れる

朝風呂ダイエットするときは、身体を温める効能のある入浴剤を入れると効果アップが望めます。温める効果のある入浴剤には保温効果もあり、お風呂から出た後もポカポカが続きます。おすすめは、泡の出る炭酸ガスタイプの入浴剤です。

皮膚から血管に入り血行を促すだけでなく、毛穴の汚れを落とす効果も期待できます。また香りの良い入浴剤を入れると、アロマで癒し効果もあるのでおすすめです。いろいろな種類の入浴剤を用意しておくと、朝風呂ダイエットの時間がより楽しくなるでしょう。

③38~40度のお湯がおすすめ

朝風呂ダイエットにおすすめのお湯の温度は、38~40度です。お湯の温度が41度あると33分で、42度の場合は26分で体温が40度に達します。体温が40度を超えると熱中症の症状が現れ、意識障害が起きてしまいます。(*4)

また、お湯の温度が高いと、ヒートショックの心配も高くなります。ダイエット目的で朝風呂に入る場合、熱くてもつい我慢してしまいがちです。冬の場合少しぬるく感じるかもしれませんが、熱中症や脱水にならぬよう、お湯の温度に気を付けて入るようにしましょう。

(*3)(*4)の情報は、日医ニュース健康プラザ「入浴中の事故」を参考にしました。

朝風呂ダイエットでスリムなボディを手に入れよう!

朝風呂に入ると、汗をかいたりリズムが整うことで、ダイエット効果が期待できます。他にも、体臭を防いだり美肌になれる効果も望めることが分かりました。しかし、デメリットや注意すべきこともあります。

効果をアップする方法も試しながら、朝風呂ダイエットでスリムなボディを手に入れてくださいね!