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2023.02.17 HEALTH

バランスボールの空気量はどれくらい入れればいい?空気量の目安や入れ方を解説!

バランスボールの空気量が適切でないと、十分な効果を得られなくなる可能性があります。そこで今回は、バランスボールの目安となる空気量について解説します!バランスボールの基本的な使い方や空気量のチェック方法もまとめているので、目を通してみてくださいね。

バランスボールにはどのくらい空気を入れれば良いの?

バランスボールを使うとき、どのくらい空気を入れれば良いのか迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。空気量を間違えると、トレーニングの効果が薄れてしまう可能性があります。

そこでこちらでは、バランスボールの空気量の目安についてご紹介します!バランスボールにどのくらい空気を入れるべきなのか悩んでいる方は、ぜひ目を通してみてください。

初心者の方は膝が90度になる程度を目安にする

座る

バランスボールを初めて使う方は、ボールに座ったときに膝が90度になる程度を目安に空気を入れましょう。バランスボールが少しへこみ、膝とお尻が同じ高さになればOKです。空気量の目安としては、8割程度がおすすめです。

空気が入りすぎてお尻が浮いていたり、空気が少なすぎてお尻が沈み込んでいる状態だと、膝や足などに負担がかかってしまいます。バランスボールに座って今どのくらい空気が入っているのか確認しながら、量を調節してください。

慣れてきたら空気量を増やしてみる

ボール

バランスボールを使ったトレーニングに慣れてきたら、空気量を増やしてみるのもおすすめです。空気量を少し増やし、ややお尻が膝よりも高くなるように調節してみましょう。

空気量を増やしてバランスボールのサイズを大きくすることで、体幹が鍛えられてトレーニング効果がアップします。ただし入れ過ぎると転倒の危険性が高まるので、少しずつ空気量を足していくのがおすすめです。

椅子として使うなら少し空気量を減らす

黄色いバランスボール

バランスボールをトレーニング用ではなく椅子として使用するのなら、少し空気量を減らしてみましょう。お尻が膝よりも少し沈み込む程度まで空気量を減らせば、ぐらつきが軽減されて安定します。

バランスボールの基本的な使い方とは?

バランスボールを購入したけれど、どのように使えばよいかわからない…と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。そこでこちらでは、バランスボールの基本的な使い方についてご紹介します!

使い方①ストレッチに使用する

ボールに座る人

バランスボールの使い方としておすすめなのが、ストレッチに活用する方法です。バランスボールは、背中や股関節、ウエスト周りなどのストレッチに使用できます。

バランスボールに体を当てて転がせば、角度を調節できるのもポイントです。強度を変えながら様々な部位のストレッチができるので、ぜひ試してみてください。

使い方②トレーニングに活用する

トレーニング

バランスボールをトレーニングに活用するという方法もおすすめです。バランスボールを使用すれば、腹筋やスクワットなどの強度を高めることができます。

バランスボールを足に挟んで腹筋をしたり、ボールの上で腕立て伏せをしたりと多様なトレーニングに活用できますよ。普通の筋トレでは鍛えられない部位もトレーニングできますので、ぜひ活用してみてください。

使い方③椅子として使ってみる

椅子

バランスボールを椅子として普段使いする方法もおすすめです。バランスボールは普通の椅子よりも不安定なので、座るだけでインナーマッスルが鍛えられます。

また骨盤の歪みが矯正されたり、基礎代謝が上がりやすくなったりといったメリットもありますよ。激しいトレーニングは難しい…という方は、まずバランスボールに座ることから始めてみてはいかがでしょうか。

バランスボールの空気量をチェックする方法とは?

バランスボールは使用していくうち、どんどん空気が抜けてきてしまいます。そこでこちらでは、バランスボールにどのくらい空気が入っているのかチェックする方法をご紹介します。

チェック方法①手で押して弾力を確認する

ボールを持つ

バランスボールを手で押さえることで、空気量をチェックできます。バランスボールに少し圧力をかけて、弾力があるか確かめてみてください。

バランスボールが弾んで浮き輪のような抵抗感を感じるのなら、空気量は適切だと考えられます。もしバランスボールを押さえてもあまり弾力がないと感じたら、少し空気を足してみてください。

チェック方法②実際に座ってみる

ボールに座る女性

バランスボールの空気量をチェックする際は、実際の座り心地を目安にしてみてください。バランスボールに座った時、体が深く沈み込む場合は空気量が足りていないサインです。また全く体が沈み込まずボールがパンパンなら、空気の入れすぎなので少し量を調節しましょう。

バランスボールの空気の入れ方とは?

バランスボールを使用する前には、自分で空気を入れなくてはいけません。しかしどのように空気を入れれば良いのか、どんな道具を使えばいいかわからない方もいるのではないでしょうか。

そこでこちらでは、バランスボールの空気の入れ方について詳しく解説します。空気が抜けにくい入れ方やコツなどをまとめていますので、目を通してみてくださいね。

入れ方①専用のポンプを使うのがおすすめ

空気入れ

バランスボールに空気を入れる時は、専用のポンプを使うようにしましょう。自転車や風船用の空気ポンプでは代用できないことがあるので、必ずバランスボール用の空気入れを用意してください。

バランスボールには素早く空気を入れられるハンドポンプ型や、力が必要ないフットポンプ型など、様々なタイプの空気入れがあります。100均ストアで販売されているものもありますので、空気入れが手元にない方は店舗をチェックしてみてはいかがでしょうか。

入れ方②空気入れをしっかりと密着させる

青いバランスボール

バランスボールに空気を入れる際は、ポンプを接続部分にしっかりと密着させましょう。少しでも隙間が空いていると空気が漏れてしまい、うまく空気が入らないので注意してください。

入れ方③最後まで手を止めずに空気を入れる

ハンドポンプを握る人

バランスボールに空気を入れる時は、最後まで手を止めないのがポイントです。バランスボールには空気の逆流を防ぐ弁がないため、動きを止めると途端に空気が漏れてしまいます。空気を入れ終えるまでは手を止めず、最初から最後までポンプを動かし続けてください。

バランスボールの基本的な座り方

バランスボールをトレーニングに使うのではなく、椅子として活用する方もいるでしょう。そんな方のためにこちらでは、バランスボールの基本的な座り方について解説します。座り方を意識するだけで効果がアップしますので、ぜひ参考にしてみてください。

視線は前で固定する

ボールに座る人

バランスボールに座る時は、視線を前で固定するようにしてください。安定してバランスボールに座れないのは、視線が下がっていることが原因だとされています。これは視線が下がると背筋が曲がり、骨盤が不安定になるためです。

なるべく視線を前に固定することで、背筋がまっすぐになり安定してバランスボールに座れるようになります。なかなかバランスボールにうまく座れず悩んでいる方は、ぜひこの座り方を意識してみてください。

骨盤を立てるように座る

ボールに座る女性

バランスボールに安定して座るためには、骨盤を立てることを意識する必要があります。骨盤が前や後ろに傾いていると、軸がブレて安定が失われてしまいます。上半身を骨盤の直線上に乗せるイメージを持てば、うまく骨盤を立てて座れるようになりますよ。

体幹で座ることを意識する

バランスを取る女性

バランスボールに座る時は、体幹を使うことを意識してください。バランスボールに初めて座る方は、体幹ではなく足で体を支えてしまう傾向があります。しかし足で体を支えてしまうと、バランスボールの本来の効果が薄れてしまうため注意が必要です。

バランスボールに座る時は、腹筋や背筋を意識しながら姿勢を保つようにしてみてください。両足はあくまで添える程度にし、上半身を軸にしながら座ってみましょう。長時間バランスボールに座ることが難しいなら、まず体幹を鍛えてから椅子として使うのがおすすめです。

バランスボールを使用する際の注意点

バランスボールの使い方を間違えると、運動の効果が下がったり怪我をしたりする可能性が高まってしまいます。こちらでバランスボールを使うときの注意点をまとめていますので、使用前に確認しておいてください。

床を確認せず使用するのはNG

床

床を確認しないまま、バランスボールを使って運動するのは避けましょう。バランスボールを使い始めた頃は動きが不安定になりがちなので、使用中にバランスを崩すことがあります。もし床に物が落ちていた場合、バランスを崩した際に怪我をする可能性が高いです。

また尖ったものが床に落ちていると、バランスボールの破損につながります。バランスボールで運動をする前に、床や周りを確認して危険がないかチェックしましょう。

狭いところでは使用しない

狭い部屋

バランスボールは、なるべく狭いところでは使わないのが基本です。十分なスペースがない場所でバランスボールを使っても、ストレッチやトレーニングが中途半端なものになってしまいます。十分に体を動かすことができず、運動効果も高まりません。

また狭い場所でバランスボールに座ると、転倒した際に怪我をすることもあります。運動するのに十分なスペースがあるか、転倒しても安全かどうか確認してからバランスボールを使うようにしましょう。

空気量を確認せず使うのは避ける

灰色のボール

空気量を確認しないままバランスボールを使う、というのもNGです。バランスボールの空気量が適切でないと、十分なトレーニング効果を得られません。

特に長年使っているバランスボールは、空気が抜けやすくなっていることが多いです。空気量は手で押さえるだけで簡単にチェックできますので、必ず使用前に確認してください。

適切な空気量でバランスボールを使用しましょう!

バランスボールの空気量が多すぎたり少なすぎたりすると、トレーニング効果が下がってしまう恐れがあります。またバランスボールは、使用するごとにどんどん空気の量が減ってしまいます。

バランスボールを使うときは、どのくらい空気を入れれば良いのか、ボールのサイズや空気量は適切かチェックすることが大切です。今回紹介した目安の空気量や空気の入れ方、基本的な使い方などを参考にしながら、バランスボールをトレーニングに役立ててくださいね。