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2023.02.10 BEAUTY

「みかん肌」の悩みを改善!凹凸肌の原因と綺麗になるスキンケア方法を解説

「『みかん肌』って改善できるの?」「おすすめのスキンケア方法って何?」と気になる悩みを解消するために、なんとなく目立つ毛穴の改善方法を以下にまとめてみました。スキンケアや生活習慣を見直して、肌のコンディションを整えるために活用してみてください。

ひょっとして「みかん肌」?改善方法ってあるの?

毛穴のたるみで、みかんの表面のような印象がある肌になっていませんか?ハリが失われて、毛穴が楕円形で目立つようになるのは「みかん肌」の兆候です。ボコボコがひどくなると、メイクでも隠しきれなくなるのできちんとした改善方法は押さえておきたいですね。

またみかん肌を改善するには、原因を知って対策を立てることが大切です。おすすめのスキンケアや生活習慣の見直しなど、それぞれの原因に合った方法で毛穴を目立たなくしていきましょう。

改善のために知っておきたい「みかん肌」の原因

肌の乾燥

肌の乾燥は、みかん肌の原因のひとつになります。うるおいが不足しているとハリも失われて、毛穴のたるみが目立つようになるためです。間違った洗顔や、保湿不足などが影響するので、気をつけてくださいね。また、日焼けも乾燥肌に影響します。

乾燥が原因のみかん肌の場合、うるおいが不足しないように気をつけましょう。うるおいをキープすれば、ハリでたるみが引き締まるようになります。乾燥を避けるためのスキンケア方法で対策してください。

過剰な皮脂の分泌

みかん肌は、過剰な皮脂の分泌が原因になることもあります。皮脂の分泌が多くなると、毛穴がうまく開閉しなくなるためです。常に皮脂が出ている状態で、毛穴が開きっぱなしなるので注意してください。とくに、テカリやニキビに悩まされることが多い方に見られます。

また皮脂の分泌が原因でみかん肌になったときは、スキンケアだけでなく生活習慣を見直す必要も出てきます。なるべく分泌を抑えるようにして、改善していきましょう。開いた毛穴をキュッと閉じれば、みかん肌も目立たなくなります。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーの乱れも、みかん肌をまねく原因になります。ターンオーバーが乱れると、古い角質がきれいに落ちずに、角栓として毛穴に残ってしまいます。角栓の詰まりは、毛穴の開きをさらに助長させるので、対策を忘れないようにしましょう。

ターンオーバーの乱れは、間違ったスキンケアや不規則な生活で起こりやすくなります。ターンオーバーを正しいサイクルに戻すことは、みかん肌の改善にもつながるので意識しておきましょう。

加齢による変化

みかん肌は、加齢による変化でも目立つようになります。年齢を重ねることで少しずつハリが失われていき、毛穴がゆるんでいくためです。30代以降の女性に多く見られる原因ですが、早い方は20代の後半からみかん肌になる可能性があります。

一方加齢が原因のみかん肌でも、スキンケアや生活習慣の見直しで改善は可能です。ハリを取り戻して、たるみを引き締めていければ、みかん肌も目立たちにくくなります。おすすめのスキンケア方法や、きちんとした生活習慣できれいな肌を目指しましょう。

「みかん肌」の治し方|おすすめのスキンケア方法

みかん肌を改善させたいのであれば、おすすめスキンケア方法を取り入れてみましょう。間違ったお手入れや足りないケアがあると、乾燥やターンオーバーの乱れといったみかん肌の原因となってしまいます。おすすめの方法をチェックして、対策してください。    

メイクはクレンジングでしっかり落とす

みかん肌の治し方の1つ目は、メイクをクレンジングでしっかり落とすことです。メイクをする方はクレンジングできれいにしないと毛穴が詰まりやすくなり、みかん肌をまねきます。メイクだけでなく、毛穴の皮脂やその他の汚れを落とすのにもおすすめです。

摩擦は肌を乾燥させるので、クリームまたはゲルタイプのクレンジングでメイクを落としてくださいね。ゴシゴシ擦らず、指を滑らせるようにしてやさしくクレンジングしましょう。

やさしい洗顔で刺激をあたえない

みかん肌の治し方の2つ目は、やさしい洗顔を心がけることです。ただし、ゴシゴシ洗いは禁物です。よけいな摩擦は乾燥をまねくので、やさしく洗って刺激を与えないようにしましょう。洗顔のポイントは、以下の通りです。

    やさしい洗顔の仕方
  1. まず手を洗って、顔をぬるま湯で濡らします。
  2. 洗顔料をとり、きめ細かい泡をたっぷり作ります。
  3. 泡をTゾーンになじませ、汚れを吸着させるように洗います。
  4. 他の部分にも泡をなじませ汚れを落とします。
  5. たっぷりのぬるま湯でよくすすいで泡を落とします。
  6. 清潔なタオルで押さえるようにして水気を拭き取ります。

基礎化粧品で肌を保湿する

みかん肌の治し方の3つ目は、基礎化粧品で肌を保湿することです。洗顔をしたら、すぐに化粧水や美容液、乳液などを使って保湿しましょう。肌にうるおいを与えて、乾燥を防ぎます。保湿するときも、手で押さえてやさしく肌へ浸透させるようにしましょう。

また、基礎化粧品の成分を意識することもみかん肌の改善につながります。コラーゲンやセラミドを配合させたものを選び、アルコールや香料が含まれたものは避けてください。肌への刺激を減らし、うるおいをキープさせるのに大切なことです。

    基礎化粧品のおすすめ成分
  • コラーゲン
  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • ビタミンC誘導体

ピーリングでターンオーバーをサポート

みかん肌の治し方の4つ目には、ピーリングを取り入れることが挙げられます。ピーリングには、古い角質を落として、ターンオーバーをサポートする作用が期待できます。ターンオーバーの乱れが気になる方は、1週間に1回ほどのサイクルで取り入れてみましょう。

ただし、ターンオーバーを促すといってもピーリングのしすぎは避けましょう。週に何回もピーリングをすると、逆にみかん肌をまねいてしまいます。適度なサイクルで行うことが、みかん肌の改善につながります。

外出の前に日焼け止めを使う

みかん肌の治し方の5つ目は、外出の前に日焼け止めを使うことです。日焼けは肌の乾燥をまねき、老化を進めてしまいます。日焼けをすると、みかん肌になりやすくなるので、紫外線ケアは忘れないでくださいね。

一方外出する前の日焼け止めが必要なのは、暑い季節だけではありません。冬でも日焼けのリスクはあるので、日焼け止めを使うことをおすすめします。日差しの強い時間は、帽子や日傘を一緒に使うのも良いでしょう。

「みかん肌」の治し方|生活習慣を見直す方法

スキンケアだけでなく、生活習慣を見直すこともみかん肌の改善には必要です。みかん肌をまねきやすい習慣は避けて、肌のコンディションを整えやすくする生活を送るようにしましょう。きちんとした食事や睡眠、運動などを心がけてください。

油分の多い食事は避ける

生活習慣の見直しの1つ目は、油分の多い食事を避けることです。みかん肌の原因のひとつである過剰な皮脂の分泌は、食べ物によっても左右されます。油分の多い食べ物のとりすぎは、皮脂の分泌を調整するビタミンを消費させ、毛穴を開かせてしまいます。

    みかん肌の改善のために避けたい食べ物
  • ハンバーガーやフライドポテトなどのファストフード
  • インスタントラーメンやカップ焼きそばなどのインスタント食品
  • 唐揚げや天ぷらなどの揚げ物
  • ケーキやクッキーなどの洋菓子
  • スナック菓子やチョコレート

栄養バランスを整える

生活習慣の見直しの2つ目は、食事の栄養バランスを整えることです。偏った食生活をしていては、みかん肌の改善は難しくなります。スキンケアで外からケアするだけでなく、栄養バランスを整えてからだの中からケアすることも意識しましょう。

食生活を見直すときは、厚生労働省の「食事バランスガイド」を参考にしましょう。主食・主菜・副菜などで、何をどれだけ食べればよいのか分かりやすく示されています。

また、食事から肌のもととなるたんぱく質や、美肌をサポートするビタミンA・C・Eなどを意識してとることも大切です(*1)。健康な肌をつくれば、毛穴のたるみや開きも引き締まりやすくなります。食事のバランスを整えつつ、肌に良い栄養もとりましょう。

(*1)は、オーソモレキュラー栄養医学研究所「栄養素の説明」より参照しました。

夜はしっかり眠る

生活習慣の見直しの3つ目には、夜はしっかり眠ることが挙げられます。睡眠時間が足りていなかったり眠りが浅かったりすると、ターンオーバーも乱れがちです。自分に合った睡眠時間と、深い眠りを確保して、みかん肌を改善してください。

    睡眠の質を上げる方法
  • スッキリできると感じられる睡眠時間を確保します。
  • 毎日、同じ時間で起きるようにします。
  • 起きたらすぐに朝の光をあびます。
  • 夕食は寝る3時間前、入浴は2時間前までにすませます。
  • 寝る前のスマホやPCの使用を控えます。
  • 寝る前のアルコールやカフェインの摂取を控えます。
  • アロマオイルや静かな音楽でリラックスします。

適度に運動する

生活習慣の見直しの4つ目は、適度に運動することです。軽く汗ばむくらいの運動を習慣づけることは、ターンオーバーのサイクルを促してくれます。また、毛穴の汚れも汗と一緒に排出されるので、みかん肌を引き締めるのにもおすすめです。

みかん肌を改善するための運動は、週に3回ほどを目安にして行ってください。1回30分ほどからだを動かして、健康な汗をかいていきましょう。おすすめは、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動です。

表情筋を鍛える

生活習慣の見直しの5つ目は、表情筋を鍛える習慣を身につけることです。加齢によるみかん肌は、表情筋を鍛えることで改善できる可能性があります。

また、顔の血流もよくなり、肌がきれいになりやすいのでおすすめです。手順が分かる動画もあるので併せてチェックしましょう。

    表情筋を鍛えるエクササイズ
  1. 口を閉じたまま、舌で歯茎を右回りにぐるりとなぞります。
  2. 10回をワンセットにして舌を回していきます。
  3. ワンセットが終了したら、左回りに歯茎をなぞります。
  4. 10回をワンセットにして舌を回していきます。
  5. 左右それぞれ鍛えて終了です。

スキンケアや生活習慣を見直して「みかん肌」を改善しよう

毛穴のデコボコに悩まされるみかん肌ですが、スキンケアや生活習慣を見直すことで改善できる可能性はあります。間違った方法でみかん肌の原因をまねいていないか振り返って、改善できるポイントを見つけていきましょう。

また速効でみかん肌を治す方法はありませんが、正しいスキンケアや生活習慣を続けることで、毛穴を引き締めることはできます。肌に良い生活を心がけて、みかん肌を改善してください。