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2023.02.09 HEALTH

脳を活性化させる食べ物って?即効性のある食材で記憶・集中力を更にアップさせよう!

脳を活性化させて集中力や記憶力をアップさせたいのなら、食事内容にこだわることが大切です。そこで今回は、脳を活性化させる食べ物をご紹介します!脳の働きに関わる成分やオススメのレシピもまとめていますので、是非参考にしてくださいね。

集中力や記憶力をアップさせるには?

集中力や記憶力を高めたいのなら、脳が活発化する食べ物を摂取することが大切です。脳の働きが高まる栄養素を摂取することにより、作業効率が大きくアップするでことに期待ができます。まずは、脳を活性化させる食べ物の栄養素についてご紹介します。

脳を活性化させる食べ物の栄養素とは?

食べ物の栄養素①カフェイン

紅茶

脳を活性化させる成分として、カフェインが挙げられます。カフェインには「アデノシン」と呼ばれる成分が含まれており、これには神経を興奮させる効果があります。

カフェインを摂取すれば頭がスッキリして、集中力がアップするでしょう。即効性にも期待できるので、眠気を感じた時や集中力が欲しい時にはカフェインを摂取してみてください。ただし摂り過ぎないよう、摂取量には注意しましょう。

食べ物の栄養素②チロシン

脳

チロシンも、脳を活性化させる成分として知られています。チロシンは、神経を興奮させる成分である「ノルアドレナリン」を合成するのに欠かせない成分です。チロシンが不足してノルアドレナリンの分泌量が減ると、脳の働きが鈍る恐れもあるため注意が必要です。

またノルアドレナリンが不足すると、やる気がなくなったり気持ちが落ち込んだりと心にも悪い影響が出てしまいます。チロシンを含む食材をしっかりと摂取して、脳や心の健康を保ちましょう。

食べ物の栄養素③ブドウ糖

ラムネ

脳を活性化させるには、ブドウ糖という成分の摂取も欠かせません。ブドウ糖は脳のエネルギー源となる成分で、不足すると集中力や記憶力が低下してしまいます。また疲労感を感じやすくなったり、モチベーションが低下したりと様々な影響も出てしまいます。

またブドウ糖には、素早く脳を活性化させるという即効性にも期待できます。「なんだか集中できない」「疲労が回復しない」と感じたら、ブドウ糖が不足しているサインだと考えられます。脳を活性化させたいのなら、積極的にブドウ糖を含む食材を摂取しましょう。

食べ物の栄養素④ビタミンB群

ビタミン

ビタミンB群も、脳を活性化させるのに欠かせない成分の一つです。ビタミンB群が不足するとブドウ糖の働きが鈍り、思ったような効果が得られなくなるため注意してください。ビタミンB群の中でも、特にビタミンB1やビタミンB2、ナイアシンを積極的に摂りましょう。

食べ物の栄養素⑤亜鉛

亜鉛

亜鉛も、脳を活性化させるのに欠かせない成分です。亜鉛が不足すると神経の働きが鈍り、脳の機能が低下してしまうといわれています。特に亜鉛は記憶力と密接に関係している成分なので、勉強や学習の効率アップに必要不可欠です。

食べ物の栄養素⑥DHA・EPA

魚

脳を活性化させる栄養素として、DHAやEPAが挙げられます。これらの成分は脳の神経細胞を保護したり、再生したりするのに欠かせない重要な成分だといわれています。DHAやEPAは不足しがちな栄養素でもあるので、サバやイワシなどの食材から積極的に補いましょう。

脳を活性化させる食べ物や飲み物とは?

脳を活性化させる食べ物や飲み物①コーヒー

コーヒー

脳を活性化させる食べ物として、コーヒーが挙げられます。コーヒーにはカフェインが豊富に含まれているため、眠気が覚めたり集中力が高まったりといった効果がありますよ。即効性にも期待できるので、すぐに脳を活性化させたい!という時にもオススメの食べ物です。

脳を活性化させる食べ物や飲み物②バナナ

たくさんのバナナ

バナナも、素早く脳を活性化させる即効性に期待できる食べ物の一つです。バナナには脳のエネルギーとなるブドウ糖が豊富に含まれているため、すぐに脳の働きを高めたい!という時にもってこいです。朝食や間食などにすぐ食べられるのも嬉しいポイントですね。

脳を活性化させる食べ物や飲み物③納豆

納豆

脳を活性化させるオススメの食べ物として、納豆が挙げられます。納豆は、脳の神経細胞の働きをアップさせるチロシンが豊富に含んでいる食材です。

また納豆には、記憶力や認知力を高めるグルタミン酸や、疲労を軽減するヒスチジンなども入っています。納豆は手軽に購入できますし、毎日の食事に気軽にプラスできるのもポイントです。

脳を活性化させる食べ物や飲み物④牡蠣

かき

脳を活性化させたいのなら、食事に牡蠣を取り入れてみてはいかがでしょうか?牡蠣には亜鉛がたっぷり入っていて脳の機能を支える効果があり、神経の働きに欠かせない成分です。また亜鉛は牡蠣だけでなく、あさりやしじみといった他の貝類にも多く含まれていますよ。

脳を活性化させる食べ物や飲み物⑤にんにく

ニンニク

にんにくは、脳の活性化に関わるビタミンB群を含んでいる食べ物です。認知機能の向上に関係するビタミンB6のほか、エネルギー生成に関係するアリシンもたっぷりと含まれています。疲労を感じやすい方や認知力を高めたい人は、にんにくを食べることをオススメします。

脳を活性化させる食べ物や飲み物⑥豚肉

肉

豚肉にも、脳を活性化させる働きがある食べ物だといわれています。豚肉には、ブドウ糖を脳のエネルギーに変える作用を持つ「ビタミンB1」がたっぷりと含まれています。

一方ビタミンB1が不足していると、ブドウ糖の効果が弱まってしまうため注意が必要です。脳を効率よく活性化させたいのなら、ブドウ糖と一緒に豚肉を食べてビタミンB1を補給するようにしてください。

脳を活性化させる食べ物や飲み物⑦青魚

魚介

脳を活性化させられる食べ物として、青魚もオススメです。さんまやイワシ、サバなどの青魚には、脳の神経細胞の働きをサポートするDHA・EPAが豊富に含まれています。またダイエット効果や健康維持などの働きも持っていますので、積極的に摂取したい成分です。

脳を活性化させる食べ物の食べ方

脳が活性化する食べ方①時間をかけてゆっくり食べる

食事

脳を活性化させたいのなら、時間をかけてゆっくり食べるのが有効です。食事を早く摂りすぎると食べ物の消化にエネルギーが使われるため、脳の働きが鈍くなってしまいます。よく噛んで食べれば食べ過ぎを防げるため、脳の働きが鈍りにくくなるといわれていますよ。

また食べ物を咀嚼すると、脳の海馬や前頭前野が刺激されます。これらの部位は記憶力や判断力などに関係しているため、食べ物をよく噛むと脳の働きがアップしていくのです。

脳が活性化する食べ方②糖質は控えめに

ケーキ

脳を活性化させたいのなら、糖質がたっぷり入った食べ物や食事には注意してください。糖質が含まれた食べ物を大量に摂取すると血糖値が上昇し、インスリンという成分が分泌されます。

このインスリンの働きによって今度は血糖値が急激に下がり、それに伴って集中力が失われるのです。少量の糖質は脳を活性化させるのに必要ですが、甘い食べ物の摂りすぎには注意してくださいね。

脳を活性化させる食べ物を使ったおすすめレシピ

脳が活性化する食べ物レシピ①焼きバナナのハニーナッツがけ

焼きバナナ

脳を活性化させたいのなら、焼きバナナのハニーナッツがけを作ってみてはいかがでしょうか?バナナには脳のエネルギーとなるブドウ糖が含まれているため、眠気を飛ばして集中力をアップできます。即効性にも期待できますし、甘いものでリフレッシュしたくなった時にもオススメですよ。

    焼きバナナのハニーナッツがけ(2人分) 材料
  • バナナ 1本
  • ローストアーモンド 10g
  • 蜂蜜 大さじ1
  • バター 5g
    焼きバナナのハニーナッツがけ(2人分) 材料
  • バナナの皮を剥き、縦に2等分します。
  • アーモンドを粗みじん切りにします。
  • フライパンを中火で熱し、バターを入れて溶かします。
  • フライパンに①を入れ、焼き色がつくまで5分ほど焼きます。
  • お皿に盛り付けて②を散らし、蜂蜜をかけたら完成です。

脳が活性化する食べ物レシピ②豚ロースのにんにく焼き

ロース

豚ロースのにんにく焼きも、脳が活性化すると人気の食事メニューです。豚肉やにんにくといった脳を活性化させる食べ物を使っており、即効性にも期待できますよ。

どちらも手に入りやすい食材なので、手軽に作れるのも嬉しいポイントです。ここぞという時の食事に是非作ってみてください。

    豚ロースのにんにく焼き(2人分) 材料
  • 豚ロース肉 200g
  • 塩胡椒 適量
  • A.酒 大さじ1
  • A.みりん 大さじ1
  • A.醤油 大さじ1
  • A.砂糖 小さじ1
  • A.にんにくチューブ 5cm
    豚ロースのにんにく焼き
  1. 豚ロース肉の両面に塩胡椒を振り、フライパンに入れて中火で焼きます。
  2. 両面に焼き色がついたら、Aの材料を全て入れて炒めます。
  3. 火を強めて調味液を煮詰め、豚肉にタレが絡んだら完成です。

脳が活性化する食べ物レシピ③サバとあさりのスンドゥブ

スンドゥブ

脳を活性化させたいのなら、サバとあさりのスンドゥブもオススメです。サバに含まれるDHAとあさりのビタミンB群には、脳を活性化させて集中力を高める働きが期待できます。身体も温まりますので、寒い日の食事にもピッタリですよ。

    サバとあさりのスンドゥブ(2人分) 材料
  • サバ缶 1/2缶
  • あさり 200g
  • キムチ 100g
  • 絹ごし豆腐 200g
  • 玉ねぎ 1個
  • A.コチュジャン 大さじ1
  • A.ごま油 大さじ1
  • A.酒 大さじ1
  • A.醤油 小さじ1
  • A.おろしにんにく 小さじ1/2
  • A.おろし生姜 小さじ1/2
  • だし汁 200ml
  • 卵 1個
    サバとあさりのスンドゥブ レシピ
  1. 容器にキムチとAの材料を入れて混ぜ、10分以上置きます。
  2. フライパンに①と薄切りにした玉ねぎを加え、中火で炒めます。
  3. 玉ねぎがしんなりしてきたら、サバ缶を汁ごと加えて炒めます。
  4. ③にだし汁とあさりを加え、あさりの口が開くまで煮込みます。
  5. 豆腐をスプーンですくって加え、ひと煮立ちさせます。
  6. 卵を割り入れ、白身に火が通ったら完成です。

おすすめの食べ物を摂取して脳を活性化させましょう!

集中力や記憶力を高めたいのなら、脳を活性化する食べ物を摂取すると良いでしょう。食べ物だけでなく食事の仕方にもこだわることで、さらに作業効率をアップできます。今回紹介したおすすめの食べ物を参考にしながら、食事メニューを考えてみてくださいね。